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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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お風呂のカビ対策
毎日の習慣と便利なアイテムで解決!

カビ対策

住宅の中でもお風呂は特にカビが生えやすい場所。
お風呂のカビを予防する習慣や、掃除がラクになるアイテム、カビが発生してしまったときの取り方をご紹介します。

お風呂の黒カビの原因

カビは温度・湿度・栄養の3つの条件が揃うと発生するといわれています。

●温度が20~30度
●湿度が高い
●皮脂や石鹸カス、人のアカなどの栄養

これらの条件が揃うお風呂はカビが発生しやすい環境にあるといえます。

日々の習慣でカビを予防しよう

カビ対策カビが発生してしまうと、取り除くための掃除はひと苦労。
まずはカビを予防する習慣からはじめましょう。

入浴後は壁に水のシャワーをかける

入浴後は浴室の温度が上がった状態です。
家族がいる場合は最後の人が入浴した後、浴室の壁全体に冷たいシャワーをかけて温度を下げましょう。

水滴を拭き取る

シャワーをかけたら、浴室についた水滴を雑巾やワイパーで拭き取ります。
長さ調節ができるタイプのワイパーを使えば、届きにくい天井も無理なく拭くことができます。

換気をする

水滴を拭き取ったら、窓を開けるか、換気扇を回して浴室をしっかり乾燥させます。
換気扇を回す場合は、浴室の窓とドアを閉めた状態で行う方が効率よく換気ができます。

こまめに掃除をする

カビの原因となる皮脂や石鹸カス、人のアカなどはこまめな掃除で取り除きましょう。
毎日の掃除は大変ですが、汚れは少ないうちに取り除く方が落としやすく、結果的に短時間で掃除を済ませることができます。

防カビ剤を活用するのも手

カビ対策お風呂のカビを予防するには、日々の習慣に加えて防カビ剤を活用するのも手です。防カビ剤にはさまざまなタイプがあるので、目的や使いやすさで選びましょう。

※防カビ剤はカビを生えにくくするもので、カビ取り剤ではありません。また、製品によって効果や使用方法が異なるため、必ず使用説明書を読んで使いましょう

スプレータイプ→気になる部分に吹きかけてカビを予防

スプレータイプは、気になる部分にピンポイントでスプレーしてカビを予防します。
壁や床などの広い面や、カウンター下などの手が届きにくい部分、排水溝などの入り組んだ部分にもサッとスプレーを吹きかけられるので便利です。

くん煙タイプ→浴室全体のカビを予防

浴室全体のカビを予防したいときは、くん煙タイプの防カビ剤が便利。
浴室の隅々まで煙を届けてカビを防ぎます。
使用中は浴室の窓やドアを閉めておき、使用後に換気をします。

置くだけタイプ→手間いらずでカビを予防

とにかく手間をかけずにカビを予防したいときは、“置くだけ”のタイプもあります。
排水溝専用タイプのほか、浴室に置くだけで天井や壁、床などのカビ・ヌメリを防ぐタイプも登場しています。

テープタイプ→ドアのレールや窓枠のカビを予防

浴室のドアのレールや窓枠は、水が溜まりやすくカビが発生しやすい部分。
これらの部分のカビを防ぐマスキングテープもあります。
テープに防カビ剤が配合されており、定期的に貼り替えるだけで簡単に掃除ができます。

カビが発生したときの取り方

カビ対策掃除や換気を心がけていてもカビが発生してしまうことはあるもの。
お風呂にカビが発生してしまったときの取り方をご紹介します。

カビは浴室用のカビ取り剤で落とします。
カビ取り剤を使用するときは、皮膚や目についたり、口から吸い込んだりしないように、必ず換気をして、掃除用手袋やゴーグル・メガネ・マスク・浴室用靴などを着用します。また、製品の使用説明書も必ず読みましょう。

準備ができたら、カビにカビ取り剤をスプレーし、しばらくしてから洗い流します。
落ちにくいときはティッシュをかぶせた上からさらにスプレーし、10分~15分ほど置いて、ティッシュを取り除いて洗い流すと効果的です。

(まとめ)
お風呂のカビは毎日の心がけで発生しにくくすることができます。
時間がないときや掃除をラクにしたいときは、便利な防カビ剤も活用しながら、カビを防いで快適に過ごしましょう。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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