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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年6月号

2024年5月7日(火)発売
特別価格:1400円(税込)
表紙の人:桐島かれんさん

2024年6月号

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アウトドア通4名に聞く!
「山登り」の魅力と思い出

大人のおしゃれ手帖編集部

アウトドアは体力と知恵、ノウハウのいる趣味。でも、そのぶん、得難い体験ができるのが醍醐味。
そこで、アウトドア通の4人に、ハマったきっかけや魅力、初心者へのアドバイスを伺いました。

山好きが高じて山の麓に移住しました

料理家
山戸ユカさん

DILL eat,life.オーナーシェフ。10年前に八ヶ岳の南麓に移住し、ローカルでオーガニックな野菜を使ったレストランを開業。近年は、無添加トレイルフードを製造&販売。

2012年に夫とふたりで歩いたジョン・ミューア・トレイル(340キロ)は今に繋がる大きな一歩に。翌年、八ヶ岳南麓へ移住。

キャンプは幼少期から行っていますが、本格的な登山を始めたのは30代から。
すぐに山にのめり込み、国内外の山を登ってきました。好きが高じて山の麓に移住し、今に至ります。
東京在住だったときは“わざわざ遠くから訪れていた山”が今では、“身近な裏山”となり、 休みの日にふらっと夫婦で日帰り登山ができるようになりました。
また、気のおけない同年代の女友達と登るのも楽しく、『スキーや登山が好きでたまらないおばさんの会』と称して年1回は集まっています。
苦労して足で登ると普段見ることのできない景色が広がり、 車やロープウェイで上がって見るのとは雲泥の差です。
登山の魅力は、自然を肌で感じられるところ。私は、アウトドアはアクティビティではなく人間も自然の一部なのだと再認識できるツールのひとつだと思います。
ですから、公園や緑地であっても立派なアウトドア。
初心者の方は、肩肘はらずに、近所のスポットを探して楽しんでみるといいと思いますよ。

15年以上の遊び友達、『アウトドア好きなおばさんの会』で2019年に北アルプス爺ケ岳へ。

普段、無添加で野菜中心の食生活のため、簡単に美味しく安全な食事を楽しめるようにとトレイルフードを開発。


自然の中では垣根なく、みんな平等なところが好き。

フードコーディネーター
みなくちなほこさん

キッチンボタン主宰。アウトドから家庭料理まで得意ジャンルは幅広く著書も多数。「鉄鍋」好きで「鉄なべごはん会」を開催。鉄の台所道具「TEPPAN」もプロデュース。

「リバーバンク森の学校」(鹿児島県南九州市川辺町)。校庭にそびえるシンボルツリーは推定樹齢100年。

両親が登山好きだったので、2歳から当然のように、休日はキャンプでした。
10年ほど前からは、イベントやフェスでのワークショップやスタッフの賄いなど、食の仕事もしています。アウトドアでの料理はひとりで作ろうとせず、みんなでわいわいやるのが醍醐味。
少しくらい失敗しても笑って許せるのもいいところです。
メニューは、その場所でしか食べられない旬のものを使って、帰るときには限りなく「ゼロ」になるように考えています。
印象的だったのは、森の中の廃校をリノベーションした『リバーバンク森の学校』(オープンスペースのキャンプ場)でのイベント。
校庭の真ん中に守神のような大きな楠木があって、そこにいるだけで癒やされました。オフロードバイクに乗ったり、森を探検したり。
思い思いの過ごし方ができました。アウトドアでは自己責任で行動しつつ、なにかあったときは助け合うのが暗黙のルール。
性別も年齢も関係なく、みんな平等という感覚が好きです。

昼食は、セルフサービスでベトナムのフォー。

朝食は、大きな鉄板で、思い思いに焼いた地産地消のハンバーガー。パテは地元の川辺牛100%。


登山は、一生ものの趣味で、心身を支えてくれるもの

漫画家
鈴木ともこさん

松本市観光大使。実体験を綴った『山登りはじめました』(KADO KAWA)シリーズがロングセラーに。近著はハワイの登山に歴史・文化を交えた『山とハワイ』(新潮社)。

木曽駒ヶ岳の千畳敷。ロープウェイは年中運行し、冬や春先に雪山を眺めることも可能。

17年前の夏、ビアガーデン目当てに友人と高尾山ハイキングをし、自然の中を「無」になって歩く心地よさ、下山後、ビールの格別な味を知りました。
そして、次はもっと高い山を登ってみたいと木曽駒ヶ岳(長野県)へ。
ロープウェイで一気に標高2612mの雲の上まで上がれ、こんな場所が日本にあるなんて!と衝撃を受けました。
以来、すっかり山に魅了され、特に心に残っているのは、親友と12月初旬に訪れた北八ヶ岳の縦走。森歩きを楽しめるコースで、滞在した「しらびそ小屋」をはじめ、個性豊かな山小屋も魅力です。初心者の方におすすめなのは、リフトやロープウェイを使ったハイキング。
「登る」のではなく「歩く」と思うと、ハードルがぐんと下がります。
山は標高2000mを超えると、空気と色彩がガラッと変わるので、その美しさをぜひ体感していただきたいです。
大自然の中で五感をフル活動させ、「楽しい」「心地いい」と感じることに集中すると、抱え込み、考えすぎていたことが削ぎ落とされていきますよ!

360度視界の開けた木曽駒ヶ岳山頂。

北八ヶ岳、しらびそ小屋の窓辺。リスや野鳥、池に映る森と天狗岳が眺められます。

しらびそ小屋の名物・厚切りトースト朝食。


極寒の野外から拝む、富士山のご来光に震えました

スタイリスト
岡田早苗さん

女優やタレントのスタイリングをはじめ、雑誌や広告、テレビなどで活躍。サーフィン、アウトドア、ヨガなど趣味を活かしたウェア、ギアの専門知識も持つ。

この夏に弾丸で行った蔵王でのハイキング。

20代に入ってすぐにサーフィンにはまり、休日は野外のレジャーを楽しんできました。キャンプに行くようになったのは20代後半から。
初めは寝袋と椅子だけ持参し、キャンプ好きな友達家族に合流していました。
今は便利なキャンプグッズを集めることにハマり、収集熱が下がらず困っています。
特に印象に残っている体験は、友達家族といった富士山の裾野でのキャンプ。初めての極寒&年越しキャンプでしたが富士山から登るご来光を拝むことができました。
40代になってから友達に連れられて登山も始め、今夏も初心者チームで山形の蔵王でトレッキングをしてきました。
蔵王山に登り、温泉入って、角打ちでナチュールワインを引っかけて、新幹線で帰る、一泊の弾丸旅行でしたが盛りだくさんで楽しかった!
低山のトレッキングはハイキング感覚でゆっくり景色も楽しめて初心者にぴったり。
装備もシェルとシューズさえしっかりしていればなんとかなりますよ。

富士山の裾野で友達家族と年越しキャンプ。富士山から登る初日の出は最高!

3年越しキャンプでの食事。友人が持参したおせちとともに。

雪を踏みしめながらの冬登山。四季折々の山の景色を楽しむのも登山の醍醐味。


編集・文/坂口みずき

大人のおしゃれ手帖2023年10月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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