50代で住宅ローンは組める?
注意点やポイントを解説
50代で住宅ローンを組むときのポイント
費用をシミュレーションして返済計画を立てる
人生の三大資金といわれるのが「教育資金」「住宅資金」「老後資金」です。子どもが独立してから住宅ローンを組む場合は、住宅資金と老後資金が必要になります。必要な住宅資金と老後資金をシミュレーションして、無理のない返済計画を立てましょう。
定年退職までの完済が理想
定年退職後は収入が減少するため、可能なら定年退職までに住宅ローンを完済するのが理想です。定年退職後は老後の生活費に加え、住宅ローンを完済していても修繕費や税金、保険など住宅の維持費がかかります。老後に安定した暮らしをするためにも、なるべく早いタイミングで完済できるように借入金額を設定しましょう。
余裕があるときは繰り上げ返済をする
経済的に余裕がある時期は住宅ローンの繰り上げ返済も検討しましょう。繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別に借入金額を返済する方法です。繰り上げ返済は次の2種類があり、いずれも支払利息を減らすことができます。
返済額軽減型
毎月の返済額を軽減する方法。
期間短縮型
返済期間を短縮する方法。
知っておきたい「親子リレーローン」
「親子リレーローン」とは、ひとつの物件の住宅ローンの返済がリレーのように親から子へと引き継がれる借入方法です。利用条件は金融機関によって異なり、「親子が同居している(または同居予定である)こと」や「団体信用生命保険に加入できること」が条件になる場合があります。
親子リレーローンは親の完済時年齢に上限がなく、借入期間を長く設定できるほか、親子の収入を合算できるのが魅力です。ただし、団信はローンを引き継ぐ子どもしか加入できない場合があるため、条件をよく確認しましょう。
なお、「親子リレーローン」と名称が似ている借入方法に「親子ペアローン」があります。親子ペアローンとは、ひとつの物件について親と子がそれぞれ住宅ローンを契約し、それぞれが同時期に返済していく方法です。
(まとめ)
まもなく定年を迎える50代は、限られた期間で住宅ローンを完済する必要があります。収支バランスを考えて、しっかりと資金計画を立てましょう。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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