その不調、実は“コロナ後遺症”かも!?
コロナ後遺症との向き合い方
当事者は一人で抱え込まず、周囲に相談を
コロナ後遺症は、一つでも当てはまるものがあると健康に関する生活の質が低下し、不安や落ち込みの気持ちを抱えやすくなります。
当事者は後遺症のつらさを一人で抱え込まないことが大切。どのような症状で困っているのか、家族や職場など周りの人や、かかりつけ医、地域の医療機関などに相談しましょう。
自治体によっては、相談窓口を設置したり、対応できる医療機関のリストを公開したりしているところもあります。
また、「新型コロナウイルス後遺症外来」など、専門外来を設けている医療機関もあります。
周囲の人は当事者に寄り添い、サポートを
コロナ後遺症は外から見ても分かりづらいもの。
まずは後遺症について理解し、身近に当事者がいれば、どんなサポートができるかを考えましょう。
症状は多種多様で、日常生活に支障を来す症状を抱えている人もいます。
「もう治ったから大丈夫でしょ」などと無理を強制せず、当事者に寄り添う気持ちを持つことが大切です。
(まとめ)
コロナ後遺症についてはまだ不明な点が多いですが、時間の経過とともに改善する傾向があるほか、調査・研究も日々進められています。
最新の情報をもとに医療機関でよく相談し、後遺症と向き合っていきたいものです。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
- 1
- 2
この記事の監修者
三鷹駅前たなか糖尿病・内科クリニック 院長田中祐希
糖尿病をはじめとした生活習慣病の専門クリニック。 薬だけではなく、患者さまの生活スタイルに合った食事療法・運動療法をサポート。 体組成計を用いて、筋肉量を減らさない体重管理や疾病改善を目標に患者さまと二人三脚で治療に専念する体制を整えている。
Website:https://www.mitaka-dm.com/