【堤真一さん・瀬戸康史さん】インタビュー
「毎日が気づきの連続。それが二人芝居の醍醐味です」
観る人の反応をダイレクトに感じられるのが、二人芝居の魅力(瀬戸さん)
——難解なストーリーに挑むにあたって、醍醐味を見出すとしたらどんな部分でしょうか。
堤:やはり二人芝居であることですね。演劇はそうだと思いますが、とくに二人芝居は毎日違うんです。同じことをやっていても、あるとき急に「ああ、そういうことか」と腑に落ちる瞬間が来る。それはお客さまには見えなくても、「この感覚を味わっているのは僕たち二人だけだよね」という感覚が確かにある。常に発見や喪失があって、型どおりにはならないけれど、それが楽しいんですよね。
瀬戸:僕は去年、『笑の大学』という三谷幸喜さん演出の舞台で初めて二人芝居を経験したんです。やる前は、二人だけでどうやって成立させるんだろう? と不安のほうが大きかったんですけど、舞台に立ってみるとすごく興奮している自分がいて。コメディ作品だったので、観る人の反応がダイレクトに感じられたのも大きかったですけどね。でも今回もきっとお客さまの緊張感が直に伝わってくるだろうから、それを楽しみにしています。
——今回、お二人は初共演となりますが、お互いの印象は?
堤:実はスーパーでお見かけしたことはあったのですが(笑)、話すのは今日が初めて。しっかりお芝居と向き合っていて、芯がある人なんだな、という印象です。イケメンだけど、イケメンだけじゃない(笑)、と。
瀬戸:僕、堤さんが出ていた「やまとなでしこ」というドラマが大好きで。
堤:もう20年以上前だよね(笑)。
瀬戸:僕が子どもの頃から活躍されてきた方とふたりでお芝居ができることにワクワクしています。ジョナサンさんも含めて、壁を作ることなく、いろんなことを相談できる気がしますね。
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