【「東京蚤の市」体験レポ】北欧ビンテージのお皿にも出合える「のみの市」に夢中!ー「毎日ごきげん帖 Vol.2ー」
みなさんこんにちは。読者ライターの河合麻子です。
私は北欧の食器、異国のファブリック、古いもの、手仕事ものなどの掘り出し物との出合いが大好き。東京蚤の市、護国寺の骨董市、東京国際フォーラムの大江戸骨董市や、近所のフリーマーケットなどによく繰り出しています。
のみの市好きのきっかけはヨーロッパでした。
20代の頃に滞在していたオランダで日常的に出かけたマーケットや友人との旅行中に繰り出したパリののみの市。古い物がただの不要品なのではなく「こんなステキなお宝あるよ。次どなたか大事に使ってくれない?」という雰囲気ののみの市からヨーロッパの古い物を大切にバトンしていくという文化を感じました。
今回は11/1~3に東京・立川の国営昭和記念公園で開催された「東京蚤の市」の様子と、私なりののみの市の楽しみ方をご紹介します。
お目当ては北欧エリア! 掘りだし物と出合うにはお店の人との会話がポイント
友人と毎年楽しみに繰り出す東京蚤の市。私達のお目当ては「北欧エリア」。今年もここからスタート。アラビアやイッタラの食器、リサ・ラーソンやマリメッコ、ムーミン。普段雑誌やネットで見ている憧れのアイテムがずらりと並びます。まるで北欧ののみの市に来たみたい! 特にB級品コーナーは必ずチェックします。どこがB級なのかわからない、状態のいい物に出合えることもあります。美品のカップだけどソーサーとセットでない、とか、絵付けの色柄が少しにじんでいるだけ、とか、枚数が一枚しかないお皿、など。食器としての活用に支障がないものもあるので、とてもお買い得なときがあります。
今回の「東京蚤の市」の北欧エリアのお店では、アラビアのミニカップとの出合いがありました。
染みが少しあるB級品で、他店ではカップ&ソーサーのセットで8000円くらいの物が、カップのみでなんと2200円! 友人がそのベージュのカップを買う際にお店の人と話していたら、まだ値付けしていない色違いの紺色を出してきてくれて、お揃いで購入することができました。
この“お店の人と話す”が掘り出し物と出合う確率を上げるコツかもしれません。
以前もマーケットで可愛いビーズネックレスを二つ見つけ、見惚れていたら「こんなのもありますよ」と奥からたくさん出してきてくださり、いくつか購入できたことがありました。数日間にわたって開催される市はまだ奥にストックがある可能性があるので、「素敵ですね」「ほかに種類ないですか」などとお声をかけてみると思わぬ掘り出し物と出合えるかもしれません。また、そのときのビーズネックレスですが、娘さんが集めていたビーズとヴィンテージのビーズを合わせて店主の方が暇なときにちょこちょこ作りためていたというほっこりするストーリーも聞くことができ、ますますそのネックレスが好きになりました。その物にまつわるストーリーを聞けるのものみの市の楽しみです。
――「東京蚤の市」では、北欧だけでなくいろいろな国の楽しい物に出合えます。直径45㎝もあるタイのホーロー皿ものみの市で購入。状態も割とよくこの大きさで3000円と大満足の価格。100均の鉢置きに置いてミニテーブルにしてみても素敵。
――タイのホーロー皿、今は壁にかけて飾っています。部屋のよいアクセントになってお気に入りのアイテムです。
この記事のキーワード
この記事を書いた人
読者ライター河合 麻子
北欧の食器や雑貨、ヴィンテージのマリメッコなど掘り出し物を求めてのみの市やフリーマーケットなどに出かけることが大好き。夫と子ども2人の4人暮らし。北欧雑貨やプチプラアイテム、グリーンを取り入れた暮らしのアイデアを発信中!