【読者が真剣相談!】
家電のプロ・田中真紀子さんに教わる
ロボット掃除機の選び方のコツ
ここ数年で種類が豊富になったロボット掃除機。「常時複数台を自宅で併用し、今のお気に入りはロボロックとアイロボットのハイエンド」という田中さんに、選び方を指南いただきました。
教えてくれたのは・・・
家電ライター
田中真紀子さん
家電を生活者目線で分析し、雑誌やウェブで紹介する家電のスペシャリスト。自宅には最新家電を中心に200以上を所有し、年間300以上の記事執筆・監修に携わる。
ミモザ会員が真剣相談!
今回試したのはこの5機!
1. エコバックス ディーボット エックス5 PRO OMNI お掃除ロボット
2. SwitchBot お掃除ロボット S10
3. ロボロック S8 MaxV Ultra
4. ルンバ コンボ 10 マックス ロボット + オートエンプティ 充電ステーション
5. ルンバ コンボ 2 エッセンシャル ロボット + オートエンプティ 充電ステーション
ロボット掃除機に求める機能を明確にしよう
東さん(以下、東) ロボット掃除機は機能がたくさんありすぎて……。どんな風に選んだらよいかわかりません。
田中さん(以下、田) 機能や値段に差があるのでご自身がどこまで手をかけ、何をマシンにやって欲しいかを見極めて選ぶのがコツです。主なポイントは、①自動ゴミ捨て機能 ②水拭き機能 ③カメラ機能が必要なのかどうか。さらにご自身のきれい好き度も大切です。
安斎さん 私は実はかなりのきれい好きで。犬も居るので、毎朝から拭きと水拭きをして1日がスタートします。水拭きに特化しつつ、隅っこのホコリもきちんと取ってくれ、きれい度が一番高いものなら検討したいなと。
田 高額にはなりますが、1は先ほどの①~③の機能がフル装備。掃除のクオリティもとても高いです。機体も角を掃除しやすいように四角くなっていてブラシの絡まりも解き、吸い込んでくれるので安斎さんにはこちらが“推し”ですね。
エコバックスは四角いから隅々までブラシが届きやすい!
尾池さん もっともベーシックなものは?
田 5です。水拭きはついてますが自動給水はなく、カメラがない、シンプルな基本モデルになります。
堺さん 猫を飼っていて爪とぎのダンボールカスがよく絨毯に散らばっているのですが、吸い込んで詰まったりしませんか?
田 普通の掃除機で吸えないサイズなら大丈夫。カメラ付き機能ならAIやセンサーが絨毯か板床かも認識して、吸引掃除と水拭きを使い分けて掃除してくれます。
東 私は家に居る時間が取れないから、まるごとお願いしたいです。
田 2ですね。給水ステーションを
分岐水道で設置するタイプで、給水や汚水を捨てる手間も要らず、モップを洗いながら床拭きします。
東 判断基準がとても明確になりました!
田 掃除は汚れた状態を元に戻すというマイナスをゼロにする作業。実は料理などと違い、プラスの成果が得られない家事です。高い買い物ではありますが、誰でもできる作業なら機械に任せ、自分の好きなことで成果を出すようにすれば暮らしの充実度が上がるはずです。
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR