そのかゆみ、「寒冷蕁麻疹(じんましん)」かも?
冬に多い症状と対策
症状は膨疹とかゆみ
寒冷蕁麻疹の症状を具体的に見てみましょう。
多くは自然に消失する
寒冷蕁麻疹の主な症状は、先ほどお伝えしたように膨疹とかゆみです。刺激を受けた直後~数十分後に症状が現れ、多くは数十分~24時間以内に自然に治まります。ただし、寒冷刺激を受けると繰り返し症状が現れることもあります。
「局所性」と「全身性」がある
寒冷蕁麻疹には、症状が体の一部に現れる「局所性」のものと、全身に現れる「全身性」のものがあります。
局所性寒冷蕁麻疹
水や氷など、冷たいものに触れた部位にのみ症状が現れる
全身性寒冷蕁麻疹
体が冷えることで、腕や足、背中、お腹、首まわりを中心に全身に症状が現れる
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この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。
救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
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