そのかゆみ、「寒冷蕁麻疹(じんましん)」かも?
冬に多い症状と対策
症状が出たときの対処法
寒冷蕁麻疹の症状が出たときの対処法をご紹介します。
まずは体をあたためる
寒冷蕁麻疹は冷えや寒暖差が原因のため、症状が出たらまずはあたためることが有効です。
症状のある部位をあたためたり、あたたかい部屋で過ごしたりして体を冷やさないようにしましょう。
かゆみがあるとつい掻きむしってしまうことがありますが、掻くと皮膚が傷つき、症状が悪化しやすいので気をつけましょう。
市販の塗り薬もある
寒冷蕁麻疹の多くは治療しなくても自然に治まりますが、かゆみが強いときは市販薬のステロイド外用薬などで対処する方法もあります。市販薬を使用する場合は薬剤師に相談しましょう。
症状が長引くときは医療機関へ
症状が長引くときや、繰り返し症状が出るときは皮膚科を受診しましょう。皮膚科では寒冷蕁麻疹かどうかの診断を行います。治療には主に抗ヒスタミン薬の内服薬を使用します。
蕁麻疹はまれにほかの病気が関わっていることもあります。気になるときは自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。
この記事のキーワード
この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。
救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR