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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年6月号

2026年5月7日(木)発売
特別価格:1680円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2026年6月号

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エッセイスト小川奈緒さんの住まい
「大人の居心地をいちばんに考えた」インテリア

エッセイスト小川奈緒さんの住まい 「大人の居心地をいちばんに考えた」インテリア

体力が減ったり、家族構成が変わったり、今までと違う自分を感じたら― 。
そんな自分に合う「らしさ」を大切にして、家と暮らしを考えてみませんか?
同世代のさまざまな暮らしぶりを紹介します。

今回お宅を拝見したのは・・・
エッセイスト
小川奈緒さん
ファッション誌のエディター&ライターを経て、子育てを機に著作活動に専念。Voicyで「家が好きになるラジオ」のパーソナリティも。新刊『家で整う』(集英社)ほか著書多数。


子育てが一段落して大人の居心地をいちばんに考えられるように。
まずはリビングを模様替え

「庭と縁側にひと目ぼれ」をして、郊外にある中古住宅に家族と移り住んだ小川さん。当時38歳、娘さんは2歳でした。

「あれから16年が経ちますが、何年かおきに手を加えているから、郊外の暮らしにもこの家にも飽きることはありません。最近は、娘の帰りも遅くてほとんど家にいないので、大人がくつろげるリビングに見直しました」

近頃は、ここで仕事をすることも増えたそうです。在宅ワーク
で、家にいる時間が長い小川さんの居心地を考え、まずはテレビをなくしたところ―。

「家具が動かしやすくなったんです。自宅でワークショップを開きたかったので、空間をフレキシブルに使えるように、大きなソファもなくしました」

小川さんは、自分の家が世界でいちばん好きな場所だと言いま
す。そして、そうなるように「家づくりをすること」が大好きだから、ライフステージとともに家を見直しているのだとか。

「次に考えているのは、入居時に予算をかけられなかったキッ
チンのリノベーションです。庭を見ながら料理がしたいし、10代の頃から憧れていた海外の住宅みたいな床にしたい。
家が好きだと思えれば、幸せになれます。人を呼ぶのも楽しくなるし、ひとりで過ごす時間にくつろげてチャージができるから、外でもがんばれる。だからその時々にできる精一杯のことをしたいと思っています」

「軽い家具」を選べば模様替えがしやすい

3シーターの大きなソファを手放して、建築家の吉村順三氏発案「たためる椅子」や、組み合わせて使えるKANADEMONOの「クッションソファ」を購入。

どちらも軽くて動かしやすいから、自宅ワークショップや来客など、用途に合わせてリビングをフレキシブルに使えるように。
気分転換の模様替えも気軽になりました。

縁側に椅子を置いて気分転換の居場所に

在宅ワークだから家時間がマンネリにならないように、縁側のすみに書き物や推敲ができるコーナーをつくったり、1日1 回、夫婦のコーヒータイムを過ごしたりしています。

アーコールのロッキングチェアは、独身時代に購入したもので「この椅子に似合う家」が、暮らしの指針になっているそうです。

体がすっと動くように掃除の方法を決めておく

毎日、家中の床にワイパーをかけ、使い終わったシートで玄関を拭いています。さらに燃えるゴミの日にはウエスでたたきの水拭きも。
「掃除を義務じゃなくやりたいと思って『ムーン・クリアリング』という方法を取り入れています。月星座の位置に合わせて部分掃除をローテーションしているから、年末の大掃除がなくなりました」


photograph: Aya Sunahara text: Rie Ishikawa

大人のおしゃれ手帖2026年5月号より抜粋
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