江戸時代の大阪にタイムスリップ & 道頓堀今井の大阪うどんでほっこり♡【上食研・Wあさこのおいしい社会科見学 vol.12】
江戸時代の大阪へタイムトラベル! 「大阪くらしの今昔館」

天神橋筋六丁目。日本一長い「天神橋筋商店街」の北側に位置する、通称“天六”エリアにある、大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」。外観はごく普通のビル。エレベーターで8階へ。エントランスに到着。
麻子先生から「あさこちゃん、今昔館取材行きたいわ〜」とご要望いただいていたものの、まだ頭の中には正直、疑問符が。

が、しかし! 9階の展示室には、江戸時代後期、天保の初めごろ(1830年代)の大坂・船場をイメージした架空の町「大坂町三丁目」の町並みが! そのなかを実際に歩くことができるんです。楽しい〜!

メインストリートの「町通り」には、大店(おおだな)が並んでいます。なかでも立派なしつらいの薬屋さんの台所は、備え付けタイプ。

大店であってもふだんの食事は質素。家族も使用人も同じ土間のすぐ横のスペースで食べていたようです。
それぞれに自分の食器をしまう専用の箱があり、箱の蓋に食器を並べて食事していたようです。合理的。

薬屋の座敷は正月のしつらいが再現されていました。このようなお膳は、町の寄り合い(ミーティング)を行う「会所(かいしょ)」でも出されていたようです。

食事においてもハレとケをきちっと切り替えていたという大坂商人。ハレの日のお膳は、ぬたや鯛とおぼしき焼き魚など、なかなかリッチなメニュー。

路地裏には、庶民が暮らした裏長屋が再現されています。多くの場合ワンルームなので、台所は土間の両脇のスペースを活用。反対側にしつらえられていたかまども大店に比べると簡易的なものでした。

裏長屋の炊事場には、刺し子をした鍋つかみが。大坂に限らず、江戸時代の人々はなんでもものを大切にしていました。着古した着物もこのように再利用してボロボロになるまで使い切り、最後は肥やしにしていたそうです。

9階の展示室では、45分で朝・昼・晩と一日の移り変わりを照明や音で体感できるほか、9〜3月は「商家之賑(しょうかのにぎわい)」、4〜8月は「夏祭之飾(なつまつりのかざり)」と、なにわ町家の歳時記を再現したしつらい替えが行われます。
落語家の故・桂米朝師匠による音声ガイドもあるので、落語ファンは必聴! また、着物をレンタルして街歩きを楽しめる「着物体験」もでき、インバウンドの観光客から大人気だそう。
そんな大坂町三丁目に別れを告げて、次の展示室へ。
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