ウー・ウェンさんオススメ!
栄養たっぷり!「毎日のスープ」3品
酷暑の夏は、ついつい冷たいものを口にしがち。
冷え過ぎて体が悲鳴をあげているかもしれません。
一日一杯、夏野菜たっぷりの温かいスープで、冷えをリセットしましょう。
ウー・ウェンさんに教えていただきました。
教えてくれたのは・・・
料理家
ウー・ウェンさん
中国・北京で生まれ。ウー・ウェン クッキングサロン主宰。中国人の暮らしと食文化を伝え、医食同源の知恵が詰まったシンプルな料理が人気に。著書も多数。
その日そのときの気分で 一膳のごはんとともに
毎日のスープ
暑い日が続くと、食欲も落ち、台所で火を使うのが億劫になりがち。
そんなときはスープ。鍋ひとつで簡単に作れ、栄養がスッと体にしみ込んでくれます。
「具材を食べやすく切れば、消化に負担もかかりません。食欲がないときは、無理せずにきのこだけのスープで体を休ませればいいし、しっかりと食べたいときは卵やお肉などのたんぱく質と合わせておかずスープもできます。
長芋や葛粉でとろみをつければ、より栄養がとれ、体の冷えもリセットできますよ。自分の体調と相談して、朝昼晩のどこかで一杯、体が欲する温かいスープを取り入れてください」
ザーサイの風味と爽やかな辛みで食欲アップ
「いんげんとザーサイと油揚げのスープ」
材料[ 2人分 ]
いんげん …… 100g
ザーサイ …… 30g
油揚げ …… 1枚
太白ごま油 …… 大さじ1/2
粗びき唐辛子 …… 小さじ1
水 …… 400mL
葛粉 …… 大さじ1/2
〔A〕
花椒粉 …… 小さじ1/3
塩、こしょう …… 各少々
作り方
1. いんげんはすじを取り、5mmの長さに切る。ザーサイと油揚げはみじん切りにする。
2. 鍋にごま油、粗びき唐辛子を入れて火にかけ、焦がさないように弱火で香りが出るまでじっくり炒める。
3. 2にザーサイ、油揚げを入れて炒め合わせ、香りが出たら分量の水を入れて煮立ったら弱火にし、ふたをして5分程煮る。
4. 3にいんげんを入れてさっと煮て、水大さじ2(分量外)で溶いた葛粉でとろみをつける。Aで調味する。
夕食にもぴったり、夏野菜の豚汁
「なすと豚肉のスープ」
材料[ 2人分 ]
なす …… 2本
長ねぎ …… 5㎝
みょうが …… 2個
豚薄切り肉 …… 120g
太白ごま油 …… 小さじ1
みそ …… 大さじ1
水 …… 400mL
こしょう …… 少々
作り方
1. なすはヘタを取り、皮を縞目にむいてひと口大の乱切りにする。長ねぎとみょうがは薄切りにする。
2. 鍋にごま油と豚肉を入れて火にかけ、中火でしっかりと炒める。
3. 肉の色が変わったら、長ねぎを入れて炒め合わせる。香りが出たらみそを加えて炒め、分量の水を入れて煮立ったら弱火にし、ふたをして5分程煮る。
4. 3になすを入れて5分程煮て、みょうがを散らす。こしょうで調味する。
きのことクコの実で胃腸をいたわる
「きのこの酸辣湯」
材料[ 2人分 ]
えのきたけ、しめじ …… 各150g
水 …… 400mL
〔A〕
黒酢、しょうゆ …… 各大さじ1
塩 …… ひとつまみ
こしょう …… 小さじ1/2
葛粉、ごま油 …… 各大さじ1/2
クコの実 …… 大さじ1
作り方
1. えのきたけは石づきを取り、半分の長さに切る。しめじは石づきを取り、食べやすいように裂く。
2. 鍋に1と分量の水を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にし、ふたをして10分程煮る。
3. 2にAを入れ、水大さじ2(分量外)で溶いた葛粉でとろみをつける。ごま油で香りをつけ、クコの実をちらす。
撮影/鈴木正美[studio orange] スタイリング/岩﨑牧子 文/坂口みずき
大人のおしゃれ手帖2023年9月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
この記事の画像一覧
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR