迫真の演技をじっくり観たい! 女優の名演が心に響く最近の話題作3選
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シェイクスピアの妻の悲劇をジェシー・バックリーが熱演
『ハムネット』
『ハムネット』© 2026 Universal Studios. All Rights Reserved.
ウィリアム・シェイクスピアの代表作「ハムレット」の創作の背後にあった家族の物語とは? シェイクスピアの妻アグネスの視点から描いた作品で、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督の作品。主人公アグネスを演じるのは、近年の活躍が目覚ましいアイルランド出身の女優、ジェシー・バックリーで、本作の迫真の演技でアカデミー賞主演女優賞ほかさまざまな賞に輝きました。
『ハムネット』© 2026 Universal Studios. All Rights Reserved.
1580年、イギリスの小さな村。貧しいラテン語教師のウィリアム・シェイクスピア(ポール・メスカル)は、森でアグネスと出会います。人々から“森の魔女”と呼ばれているアグネスは、腕に鷹を乗せたり、薬草を採取したりしながら一人で過ごしている異端者。二人は惹かれ合い、結婚して3人の子を授かりますが、まもなくウィリアムはキャリアを築くためにロンドンへ。父親不在の状況で子どもたちを守っていたアグネスですが、大きな不幸が訪れます。
『ハムネット』© 2026 Universal Studios. All Rights Reserved.
このときのジェシー・バックリーの演技は凄まじいものがあります。これほどの悲劇が訪れたら、誰もがこうなるのかもしれません。そして、ラストシーンのどこか浄化されたような表情も必見。このような感情をむき出しにする役は迫真の演技につながりやすいものですが、それにしてもウィリアムの存在も薄らぐほどの熱演に圧倒されます。
『ハムネット』© 2026 Universal Studios. All Rights Reserved.
また、本作でウィリアムとアグネスの子どもの一人であるハムネットを演じている子役のジャコビ・ジュープ(13歳)と、劇中の芝居「ハムレット」でハムレット役を演じるノア・ジュープ(21歳)は実際の兄弟です。二人の顔が少し似ていることも、アグネスの心情を表現するうえで重要な要素になっているようです。

『ハムネット』
2025年製作
ブルーレイ+ DVDセット ¥5,390
発売日:2026年8月19日(水)
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
© 2026 Universal Studios. All Rights Reserved.
構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。
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