【インタビュー】「まったく楽しくなかった」早乙女太一さんが明かす、4歳からの葛藤と転機
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最後の『髑髏城の七人』で演じる〈捨之介〉。傷を抱えながら泥臭く生きる美しさ

劇団☆新感線の代表作であり、今回ついに“最後の上演”として打ち出される舞台『髑髏城の七人 LAST STAND』。過去には、同作で、〈無界屋蘭兵衛〉や〈天魔王〉を演じてきた早乙女さんが、満を持して主人公〈捨之介〉に挑みます。
「捨之介は、かつて仕えた織田信長の夢を果たす過程で多大な犠牲を生み出してしまった過去を持っています。自分のなかにある罪の意識や後悔を抱えながら、表面的にはひょうひょうと生きようとしている。でも目の前に助けを求める人が現れた時、過去の自分に向き合うように刀を抜くんです。単なる格好いいヒーローではなく、変えられない過去や後悔に向き合っていく泥臭さがあります」
本作には、完璧な人間ではなく「ダメなところや弱いところを抱えた人たち」が懸命に生きる姿が描かれていると早乙女さんは語ります。
「誰もが持っている思い出や傷、泥臭くとも純粋に生きることの美しさが作品に散りばめられています。登場人物たちの背景や葛藤には、世代を問わず共感していただけるはずです。生きることは複雑ではなく、実はすごくシンプルなことなんだと感じてもらえる作品だと思います」
劇場に足を運ぶこと自体の価値が問われる現代だからこそ、生の舞台でしか味わえない熱量を肌で感じてほしいと訴えます。
「今は家で手軽に映像を楽しめる時代ですが、生身の人間が今まさに命を懸けて劇場で生きている熱気は、そこでしか体感できません。『観に来て損はさせない』と胸を張って言える舞台ですので、ぜひ実際に劇場でそのエネルギーを感じてほしいですね」
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