「豆は10日分ずつ」が正解! 桐島かれんさんが弟・ローランドさんに教わった、大人の贅沢コーヒー時間
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毎日のリフレッシュタイムに欠かせない、香り高いコーヒー。
同じ豆でも、焙煎の深さによって味わいは大きく変わります。
その違いを知れば、いつもの一杯がもっと楽しみになるかもしれません。
香りと味を引き出す自家焙煎の奥深さ
朝の目覚めにも、午後のひと息にも欠かせないコーヒー。毎日飲んでいるものの、豆の産地や焙煎についてはそこまで詳しくはありませんでした。
でも、コーヒー好きが高じて、葉山でカフェ「Felicity」を営むことになった弟のローリー(桐島ローランドさん)に、焙煎の世界について教えてもらってから、興味を抱くように。
もともと凝り性のローリーは、好みの味を追求するため、〝コーヒー界のロールスロイス〟とも呼ばれるドイツ製の焙煎機を導入。
焙煎した豆は時間とともに風味が落ちてしまうため、生豆を少量ずつ仕入れ、必要な分だけを自分で焙煎しています。淡い緑色をした生豆は、まだ青々とした草のような香り。
それが熱を加えるうちに少しずつ色づき、香ばしいコーヒーの香りへ変わっていくのを見るのは、なんとも不思議です。
焙煎の深さによって、味わいも大きく変わります。
焙煎にこだわって自分好みの一杯を
最近はフルーティーな浅煎りが人気ですが、私の好みは、ほどよく苦みとコクが感じられる、中煎りよりもやや深めのもの。
焙煎中の豆は高温になると、ポップコーンのようにパチパチと音を立てて爆ぜます。さらに焙煎を進めると2回目の〝爆ぜ〟が起こり、そこから先は苦みが強くなっていくそう。
ローリーが目指しているのは、ダークチョコレートを思わせる深いコクのなかに、ほんの少し酸味や甘みを残した味。
その微妙な加減は、火を止めるタイミングひとつでも変わると聞き、あらためて焙煎の奥深さを感じます。
最近はローリーのカフェのように自家焙煎のお店も増え、産地や焙煎度の異なる豆を選べるようになりました。
自分がおいしいと感じる一杯を探して、飲み比べてみる。それだけで、いつものコーヒーの時間が豊かになりそうです。
おいしさを長く保つコーヒー豆の保存法

「たとえば毎日2杯飲むなら1日に使う量は約30g。10日分の300gを目安に購入すればおいしいうちに飲みきれます。中の空気を抜けるコンテナを使えば酸化を抑えられてより長く鮮度を保てます」
photograph: Shoko Hiraoka styling: Asuka Ishii text: Hanae Kudo special thanks: Roland Kirishima, Felicity[@felicity_hayama]
大人のおしゃれ手帖2026年10月号より抜粋
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