【時短家事】“したくない家事”の負担はこうして 減らす!予防のアイデア3つ
現在発売中の『大人のおしゃれ手帖』2023年6月号にて「時短家事、5つの法則」を教えてくれた知的家事プロデューサーの本間朝子さん。5つの法則の中で本間さんが特に重視しているのが「予防」。「家事の負担をいかに減らすか、どうしたらやらずにすむかを常に考えています(笑)」
今回は本間さんが実践している、予防のアイデアをご紹介します!
漂白が必要なふきんの代わりに
洗えるキッチンペーパーを
お皿を拭いたり、ワークトップやテーブルを拭いたり、キッチンでは欠かせないふきん。清潔に保つためには、定期的に漂白しなければなりません。だんだんニオイや汚れが落ちにくくなってくるのも気になります。“ふきんの管理”という家事をなくすために、本間さんが使っているのが洗えるキッチンペーパー。
「洗って何度も使えるので、お皿やテーブルを拭いたあと、家電や床など気になるところを拭いてしっかり使い切ってから処分。ついでに掃除もできるので、“きれいなキッチン”を保つのにも役立ちます」
キッチンの排水口のぬめり予防には
ポットの残り湯を流す
前回はキッチンの排水口そうじのタイミングを教えてもらいましたが、ぬめり予防のアイデアもご紹介。「排水口に毎日、お湯を流しておくのがおすすめ」と本間さん。油汚れなどは高い温度のほうが落ちやすいので、毎晩お湯をザッと流しておくと、汚れがたまりにくくなります。
「ただ、排水管の耐熱温度は60℃くらいなので、熱湯を流すと傷みやすくなる心配が。寝る前にポットの残り湯を流すくらいが、習慣にもしやすくていいと思います」
栄養バランスは「毎食」ではなく
「3日分」で考える
地味だけれども、心理的負担の大きい家事のひとつが、毎日の献立づくり。「肉ばかり続いているから、魚もとらなくちゃ」「野菜が足りない」など、栄養バランスを気にしていると、あれこれ悩んでしまうものです。そこで本間さんは、栄養バランスを「毎食」ではなく、「3日」単位で考えているそう。
「3日分のまとめ買いをするときに、肉と魚は3種類ずつ、葉物野菜と根菜は2種類ずつとか、豆腐、納豆、海藻類、果物も選びます。3日でその食材を使い切ったら、栄養バランスはそれでOKとしています」
教えてくれたのは……
本間朝子さん
知的家事プロデューサー。時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。テレビ出演、雑誌や新聞などの連載のほか、著書も多数。近著に『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)がある。
文/寺本 彩 画像素材/PIXTA
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