【連載】桐島かれんさん BloomingLife
〜旅の楽しみはパッキングから始まる〜
コットンリネン刺繍ワンピース¥38,500/ハウス オブ ロータス、スクエアバスケット¥14,300/ファティマ モロッコ、リネンストール¥42,900/アソースメレ、サングラス¥15,950/メッシーウイークエンド、、バングル¥72,600/ガブリエラ アルティガス、チェーンブレスレット¥17,600/マラ スカリース、チェーンパーツサンダル¥40,700/イル サンダロ オブ カプリ(すべてハウス オブ ロータス 二子玉川店) 、スーツケース/かれんさん私物
そろそろ海外旅行が恋しくなってきた今、夏のバカンスを予定している人も多いのでは?
今回は、世界中を旅してきたかれんさんが、長年の経験を活かした旅支度の秘訣を公開。
パッキングも旅の楽しみと捉え、現地に思いを馳せながら荷物を整えることで、旅へのワクワク感も高まります。
旅先に思いをはせてむだなくコーディネート
私の旅支度は、まず現地の天気を調べることから始まります。
紙に日付と天気、気温、その日の予定を書き、それに合わせたコーディネートを考えてイラストにして描き込みます。
服だけでなく、インナーやストール、帽子、アクセサリーも含めて決めておくのもポイント。
夜の会食や移動のために着替える日は、あらかじめ2つのパターンを描いておきます。
服が決まったら、次はアイロンをかけていきます。
子どもが小さかった頃は、家族全員の服やインナーにもかけていたので、アイロンがけだけで一日がかり。
手間はかかりますが、ピシッときれいにアイロンがかかっていた方が、気持ちいいんですよね。
日々移動するような旅では、最後の日に着る服を一番下にし、最初に着る服が上に来るよう、順に重ねてパッキングします。
そうすれば、着替えのたびにスーツケースの中身をひっくり返す必要もありません。
ホテルに着いたら、翌日に着る服を出してバスルームにつるしておけば、湿気でシワが取れてきれいになります。
旅先ではワンピースを着ることが多いのですが、入れるときは長いままスーツケースの中に重ねて、最後にまとめて半分に折ります。
このとき、折った内側にインナーや丸めたデニムを緩衝材代わりに入れておくのも、畳みじわを付きにくくするコツ。
必要なものを全部入れたら、最後に大きなエアパッキンをかぶせて完成。
空いたスペースを埋めることで中身もずれませんし、旅先で器などを買ったときの梱包材にもなって便利です。
これらは、かつて自分で買い付けの旅をしていたときに、自然と身についた習慣。
1日ごとに別の場所へ移動するし、ホテルに戻ったらクタクタ。
できるだけ効率的に荷物を出し入れしたいんです。
1カ所に滞在するならここまでする必要はないかもしれませんが、私の性格上、きっちり整えておいた方が気が楽で、旅を満喫できます。
準備に手をかけるのも、旅を思い切り楽しみたいからこそ。
天気を調べたり、その国にまつわる本を読むうちに、場所へのイメージがどんどん湧いてくる。
旅への気持ちもぐんと高まります。
必ず持っていく重宝アイテムはコレ
(右上から時計回りに)ノスノスバッグ(L)¥14,300/ワランワヤンモロッコ、サンダル、ストローハット、ストール/すべてかれんさん私物
夏のバカンスや東南アジアへの旅行に持っていくのは、ハワイアナスのビーチサンダル、帽子、冷房や日焼け対策に必須のカンタ刺しゅうのストール。
「モロッコの『ノスノスバッグ』は軽くて持ちやすく、機内持ち込み用にも活躍。
ビーチサンダルは白と黒の2色あれば、ほとんどの服に合わせられます」
SHOPLIST
ハウス オブ ロータス 二子玉川店 03-6431-0917
撮影/平岡尚子 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年7月号より抜粋
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