料理家・松見早枝子さんが伝授!
こだわりオイルを使ったヘルシー絶品レシピ
現在発売中の『大人のおしゃれ手帖』2023年9月号では、「50歳からのオイル選び」という特集を組んでいます。実は、大人の女性の美容と健康の維持に重要になってくるのが食用のオイル。「10年間いろいろ試してたどり着いた」という愛用オイルをご紹介してくださった、料理家の松見早枝子さんですが、オイルそのものはもちろん、そのオイルを使った料理も絶品でした! ぜひ、皆様にその作り方をお伝えしたく、お伺いしたレシピをお届けします!
パンに塗るだけでごちそうに!
「アボカドマヨネーズ」
【材料】(4人分)
•アボカド……1個
•粒マスタード……小さじ2
•塩……小さじ1/2
•レモン汁……小さじ2
•オリーブオイル……大さじ2
【作り方】
① アボカドは縦半分に切ってタネを除き、櫛形8等分に切る。皮をむいて熱湯で20秒ほど茹でてカスあげなどでペーパーの上に取り、冷ます。
② ボウルに①を入れてマッシャーかフォークの背で潰し、他の材料を順に加えてよく混ぜる。
できあがったアボカドマヨネーズは、好きな温野菜または生野菜にマヨネーズ代わりに使ったり、バゲットなどパンに塗ってミニトマトなどを飾り、ブルスケッタにするのがおすすめ
使ったオイルは……
小豆島産エキストラバージンオリーブオイル〔手摘み〕
182g ¥4,320/東洋オリーブ
ごま油の香ばしさが梅の酸味&カツオとマッチ
「カツオのカルパッチョ 梅肉ドレッシング」
【材料】(2人分)
•カツオ(刺身用)……1さく
•塩……少々
•米油……少々
<梅肉ドレッシング>
•梅肉(包丁で細かく叩いたもの)……20g(約2個分)
•水……大さじ1
•砂糖……大さじ1/2
•にんにく(すりおろし)…… 1/2かけ分
•ごま油……大さじ1
<トッピング>
・青じそ……5枚
・みょうが……1個
【作り方】
① カツオは表面に塩を少々ふり、縦半分に切る。よく温めたフライパンに米油をうすくひき、強火で20秒ほど焼き、表面から1~2㎜の色が変わったら面を変えて全面を同様に焼く。
② 焼きあがったらすぐにバットにのせ、冷凍庫か冷蔵庫に入れて急冷する。
③ 梅肉ドレッシングの材料を混ぜ合わせる。
④ カツオを厚さ5㎜にスライスする。皿に並べて、上に千切りにした青じそとみょうがを散らし、③をかける。
使ったのは……
金ごま油エキストラバージン
115g ¥1,080/金ごま本舗
手軽にできて食卓に変化がつく!
「じゃがいもとにんじんのサブジ」
【材料】2人分
•じゃがいも……2個
•にんじん……1/4本
•クミンシード…… 小さじ1/4
•米油……大さじ2
<スパイス>
・コリアンダーパウダー……小さじ1
・ターメリック……小さじ1/4
・レッドペッパー……ひとつまみ
•塩……小さじ1/2
•レモン汁……小さじ1/2
•にんじんの葉、またはパセリ……適量
【作り方】
① じゃがいもは皮をむいて1.5㎝角に切り、5分ほど水にさらす。使う前に水を切り、ペーパーに広げて水けを拭いておく。にんじんは皮をむいて厚さ3㎜の半月切りにする。スパイスは混ぜ合わせておく。
② フライパンに米油を熱し、クミンシードを入れる(写真)。こんがり色づいて香りが出たら①のじゃがいもを入れて中火で炒める。油が全体に回ったらにんじんを加え、①のスパイスを加えてざっと炒め合わせ、蓋をして弱火にし、時々かきまぜながらじゃがいもがやわらかくなるまで3~5分ほど蒸し炒めする。
③ 塩、レモン汁を加えたら、ちぎったにんじんの葉、またはパセリも加えてさっと炒め合わせる(写真)。
使ったのは……
圧搾一番搾り 国産こめ油
600g ¥1,296/築野食品
教えてくれたのは……
料理家・ウェルネスフードスタイリスト
松見早枝子さん
03年度ミス・インターナショナル日本代表を経て、料理研究家に。雑誌や広告、テレビドラマの料理監修などでも活躍。おもてなしとエイジングケアをテーマにした料理教室「トロン」を主宰。
撮影/大森忠明
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