【マナー】フランス料理編
大人なら知っておきたい基本を解説
コース料理の食べ方
フレンチのコース料理を食べるときの正しいマナーをご紹介します。
ドリンク
ワインやシャンパンが入ったグラスを持つときは、手の温度が飲み物に伝わらないよう、グラスの足の部分を持ちます。親指、人差し指、中指の3本を使って持ちましょう。
前菜
前菜はナイフとフォークで一口サイズに切って食べます。前菜用のカトラリーがない場合は手でつまんで食べて構いません。カトラリーとは食卓用のナイフやフォーク、スプーンなどの総称です。
スープ
スープは手前から奥にスプーンを動かしてすくいます。口に入れるときは音を立てないように気をつけましょう。取っ手のついたカップの場合は、カップを持ち上げて直接口をつけて構いません。
なお、あたたかいスープを飲むときに息を吹きかけて冷ますのはマナー違反なので控えましょう。
パン
パンはお皿の上で一口サイズにちぎって手で食べます。そのままかじりつくのはマナー違反なので注意しましょう。
肉料理・魚料理
肉料理や魚料理は、いずれも左側から一口サイズに切り分けて食べます。先にすべてを切り分けるのではなく、一口ごとにカットします。こうすることで料理が冷めにくく、最後までおいしく食べられます。
デザート
デザートを食べる順番に決まりはありませんが、溶けやすいアイスクリームは早めに食べるとよいでしょう。フォークとスプーンが提供されたら、食べやすい方を選んで構いません。
コーヒー・紅茶
コーヒーや紅茶を飲むときは、左手にソーサーを持ち、右手にカップを持ちます。角砂糖を入れるときは、まずスプーンに角砂糖をのせて、そっと飲み物に入れます。トングで直接飲み物に入れないように気をつけましょう。
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