【インフルエンザ対策】予防法と治し方ガイド
インフルエンザの予防方法
インフルエンザの予防対策は新型コロナウイルス感染症の予防にも有効といわれています。
手洗いをする
帰宅時や料理をする時、食事前などにこまめな手洗いをしましょう。
指先や爪の間、指の間、手首もしっかり洗うのがポイント。また、アルコール手指消毒剤による手指の消毒も効果的です。
栄養と休養をとる
日ごろから十分な栄養と休養をとり、体の抵抗力を高めましょう。
人混みを避ける
インフルエンザの流行中はなるべく人混みへの外出を控えましょう。
外出しなければならないときはマスクの着用がひとつの対策になります。
換気をする
室内ではこまめな換気をしましょう。
窓を開けるほか、換気扇も役立ちます。換気扇は寒い季節でも室内温度をあまり下げずに換気ができます。
のどを乾燥から守る
空気が乾燥し、のどの潤いが奪われて乾燥するとウイルスが体内に侵入しやすくなります。
加湿器などを使用して部屋の湿度を50~60%に保つほか、少しずつこまめに水分をとり、のどを乾燥から守りましょう。
予防接種について
厚生労働省によると、インフルエンザワクチンは、インフルエンザの発病を抑えたり、発病後の重症化を予防したりする一定の効果があるとされています。
※ワクチン接種がインフルエンザの発病を100%抑えるわけではありません
また、ワクチン接種後、接種した場所の腫れや発熱などの副反応が出ることがありますが、通常2~3日で症状はなくなります。
この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。 救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
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