「私らしくいられる」好きなものに囲まれる住まい
〜刀根弥生さんの場合〜
家族構成や生活スタイルが変わる50代は、住まいやものを見直すベストタイミングです。
好きなものに囲まれてセンスよく暮らしている人を訪ね、ものとの付き合い方を伺いました。
今回拝見したのは・・・
うつわshizenオーナー
刀根弥生さん
大学病院の医局秘書を経て、東京・表参道「うつわ楓」の姉妹店「うつわshizen」の店主に。その後、東京・神宮前に移転し2018年独立。真摯に選び抜いた器が人気。http://utsuwa-shizen.com
大好きな器が映えるシンプルな住まいが私らしい
木をふんだんに使い、山小屋のような雰囲気のお宅。設計は建築家・入夏広親さん。
「隣家の挿花家・雨宮ゆかさんのお宅も担当されていたので、安心でした」
器は手放せない、でもすっきり暮らしたい
神奈川県下の市街化調整区域に建ち、豊かな自然に囲まれた刀根さんのお宅。
東京・神宮前で器店を営むだけに、ご自宅は素敵な器でいっぱいなのだろうと思いきや、なんともすっきり。聞けば家を新築する際、持っている荷物の量をすべて計上し、それらが収まるだけの収納を用意したのだとか。
「私も夫も風通しと見通しのいい家に住みたくて。大量の器をどうにかせねばとキッチン脇に専用のパントリーを作りました。食卓脇の茶箪笥にも湯呑みや茶碗などがびっしり入っていますが、どちらも扉を閉めてしまえば何事もなかったよう(笑)」とにっこり。
ものの住所を決め「出したら戻す」を意識することで、心地いい暮らしをキープできているそう。
シンプルで最愛の器が映える、刀根さんらしい家と住まい方に脱帽です。
パントリー
台所脇の引き戸を開けると3帖ほどのパントリー。
壁一面のオープン棚は細かく仕切らず、大きさや形の異なる器を刀根さんの取りやすいように収めています。
日々のごはんを炊く廣川 温さんの土鍋。取っ手がなく収納しやすいのも魅力。
雑多なものは茶箱に。D.I.Yで底にキャスターをつけ、出し入れしやすさをアップ。
リビング
桐の茶箪笥は骨董市で購入。表面の塗装を剥がして部屋になじませています。
引き戸の棚には毎日使う一軍の器を収めて。
引き出しには豆皿や酒盃、カトラリーなどをカテゴリー別に収納。
「ざっくり収まっていればOK。美しい収納にはこだわりません」
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