「私らしくいられる」好きなものに囲まれる住まい
〜太田恵美さんの場合〜
家族構成や生活スタイルが変わる50代は、住まいやものを見直すベストタイミングです。
好きなものに囲まれてセンスよく暮らしている人を訪ね、ものとの付き合い方を伺いました。
今回拝見したのは・・・
インテリアデザイナー
太田恵美さん
レジデンシャル、ホテル、店舗のインテリアデザイン・スタイリングを手掛けている。経済産業大臣賞グランプリ受賞経験を持ち、活躍中。インスタグラム
@emiota_ufficio
美しいものを選ぶ、使う、そして飾る楽しみを満喫
模様替えがライフワークときめく景色を作りたい
「ミニマムな暮らしも素敵ですが、私には無理。好きなものはずっと眺めていたい」と断言する太田さん。ものが多いのは自他ともに認めるところ。
ご自宅にはイタリアンデザインの家具や照明をベースに、お気に入りの雑貨が溢れんばかりに飾られています。
「魅せる収納が大前提」なので、キッチンツールひとつでも飾って可愛いデザインをチョイス。
生活道具すべてが自分らしく、心地いいインテリアを作るピースだと言います。
「常に気持ちにフィットした空間にしたいから、模様替えはしょっちゅう。ディスプレイは毎日、家具の配置もほぼ毎週変えています。雑誌の切り抜きを壁に貼るだけで景色が変わるし、お気に入りのものがより美しく見えると嬉しくて。漫然と暮らすのでなく、いつもときめいていたい。それが私らしいかな」
照明やディスプレイの力で、日用品をアートに
撮影/松村隆史 文/早川誓子
大人のおしゃれ手帖2023年12月号より抜粋
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この記事を書いた人
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