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2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
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お正月の「おもち」を賢くおいしく冷凍保存

大人のおしゃれ手帖編集部

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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、お正月はいかが過ごされましたか。
おうちでお雑煮やお汁粉を楽しみながらのんびり、という方も多いことでしょう。
日本のお正月に欠かせないおもちですが、3日目には食べきれず余ってしまったり、暖房の利いた室内でカビが生えてしまったり……。
おもちは縁起物なので、最後までおいしくいただきたいですね。
そこで、残念な状態になる前に冷凍保存をするのがおすすめです。
冷凍すれば、何か一品作りたいときや、小腹が空いたときにも便利です。
賢く冷凍するコツを、料理家でラク家事アドバイザーの島本美由紀先生にお伺いしました。

おもちの保存、「冷蔵」より「冷凍」がいいワケ

おもちはたんぱく質、水分、脂質を含むのでカビやすい食材。個包装の切りもちは賞味期限が長いので、基本的に冷蔵や冷凍での保存は不要です。が、のしもちを切り分けた個包装されていないおもち、自家製のおもちは、常温で保存しているとカビの発生につながります。すぐに食べない時は、その日のうちに冷凍保存を。冷蔵での保存だと保存期間は5~7日間ですが、冷凍なら保存期間は約1か月。冷凍ならカビの発生を防げて、より長い期間、おいしく保存することができます。

「おもちを焼酎などのアルコールで拭いてから保存すれば冷蔵でも長く持つのでは?」
というアイデアもありますが、アルコールで常温や冷蔵保存でのカビを防ぐには、アルコール度数は35度以上が必須。キッチンペーパーなどにアルコールをしみこませて、おもちの表面を拭きます。素手で触ると殺菌の繁殖につながるので、ビニール手袋をはめて作業するなど、手間がかかるわりには冷凍ほど日持ちはしません。
やはり長期間おいしく長持ちさせたかったら、迷わず冷凍保存をしましょう。

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