瀬尾幸子さんに教わる
パパッと作れる！絶品おつまみ
気の置けない仲間とくつろぎながら飲むなら、自宅に勝るものはなし！
おつまみから〆まで、パパッと作れる料理でおもてなしを。
瀬尾幸子さんにとっておきのレシピを教えていただきました。
教えてくれたのは・・・
料理研究家
瀬尾幸子さん
テレビや書籍のほか、YouTubeでも活躍。シンプルながらバランスのとれた家庭料理をはじめ、手軽に作れる“ラクうま料理”を提案。『おつまみ横丁-すぐにおいしい酒の肴185』（池田書房）など著書多数。
短時間で完成する料理でホストもゲストも楽しむ
「人を招いても、自分だけ調理に追われて仲間たちと同じ時間を共有できない……なんて本末転倒」と瀬尾先生。
手間をかけずに少ない手順で作れるものが、おうち居酒屋料理の極意とか。
「火を使うより、レンジやトースターを使うほうがラク。しかも、うまみや食感といった素材の持ち味が生きるんです。火元につきっきりでなくていいし、時短にもなるのでおすすめです。
飲みの席での主役はお酒。料理は引き立て役と心得て、気楽に手軽に作ってみてください」
つきだし
シャキシャキな歯ごたえと甘みを堪能！
「レンチンキャベツの和え物3種」
材料〔ひと皿・2人分〕
キャベツ…1/2個（400g）
塩昆布ごま油和え： A〔短く刻んだ塩昆布…大さじ1、ごま油…小さじ2〕
すりごまオリーブオイル和え： B〔白すりごま…大さじ1、オリーブ油… 小さじ2、 レモン汁…小さじ1、しょうゆ…小さじ1、塩・こしょう…各少々〕
ピリ辛和え： C〔食べるラー油…小さじ1と1/2、しょうゆ…小さじ1/2〕
作り方
1. キャベツは2.5cm幅のざく切りにする。耐熱ボウルに入れ、レンジ（700Ｗ）で5分加熱する。ざっと水をかけたらザルにあけ、水気を切る。
2. 3つのボウルに1を3等分し、A、B、Cごとに材料を入れて混ぜる。
「肉」を使ったおつまみ
しっとりお揚げと鶏肉に味がしみしみ～
「鶏つくねの油揚げ巻き煮」
材料〔2人分〕
油揚げ…2枚
A〔鶏ももひき肉…100g、長ねぎ（みじん切り） …5cm分、薄力粉…小さじ2〕
B〔しょうゆ…大さじ1と1/2、砂糖 …小さじ2強〕
練りからし…適量
作り方
1. 油揚げはキッチンペーパーに挟んで強く押し、余分な油を吸い取る。
2. Aをよく練る。
3. 油揚げの長辺の2/3部分に2の半量をのせて薄くのばす。肉がのっている方から巻いていき、２か所楊枝をさして固定する。
4. 3を小鍋に入れ、ひたひたになるように水（分量外）を入れる。
5. 4にBを入れて煮立てる。煮立ったら、弱めの中火で煮汁がやや残るくらいまで煮る。途中、何度か上下を返す。
6. 楊枝を抜き、食べやすい大きさに切って器に盛る。お好みで練りからしを添える。
キッチンペーパーで吸い取るだけで、十分油分は抑えられます。
完全に抜きたい人は湯通しを。
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