50代以降の女性に多い「子宮体がん」の対策
子宮体がんになりやすい人・症状は?
子宮体がんのリスク要因
子宮体がんは、肥満、高血圧、糖尿病の人などがなりやすいといわれています。また、エストロゲンという女性ホルモンが関わっており、妊娠・出産経験のない人や、エストロゲンのみのホルモン治療を受けている人もなりやすいことが知られています。
日常生活では、脂肪の摂り過ぎに注意して栄養バランスのよい食事を心がけ、適度な運動を習慣にしましょう。
閉経後の不正出血に注意
もっとも多い自覚症状として初期からの不正出血があり、90%の患者に見られます。
不正出血とは生理以外で性器から出血することを指します。生理ではないときに出血が続く、閉経後に出血するなどの症状があれば放置せず、婦人科を受診することが大切です。
この記事の監修者
つづきレディスクリニック 院長吉岡範人
1978年生まれ。千葉県出身。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学。がんの研究に従事。2019年に事業を引き継ぐ形でつづきレディスクリニックの院長に就任。産婦人科医療と既存の事柄をかけ合わせることにより、新たな産婦人科医療を生み出しており、産婦人科領域における医療脱毛や訪問診療など新たな分野に挑戦している。また女性の働き方改善や待遇改善にも注視しており、サービスの良いホテルやレストランへの研修など医療界における持続可能な待遇改善にも注力している。
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