【連載】桐島かれんさん BloomingLife
〜創刊10周年を記念した春のおもてなし〜

今月で、創刊10周年を迎えた「大人のおしゃれ手帖」。
この記念すべき節目を記念して、創刊以来、本誌と縁の深いかれんさんが、「桜」をテーマにした春のパーティを開いてくださいました。
花のしつらえやテーブルコーディネート、場を盛り上げるためのドレスコード……と、かれんさん流の楽しいアイデアとともにお届けします。

新しい季節、さらなる一歩を思わせる「桜」でおもてなしを

『大人のおしゃれ手帖』が、いよいよ創刊10周年を迎えたとのこと。
創刊号から、表紙や連載でたびたびお世話になってきた私にとっても、うれしく喜ばしいことです。

節目をお祝いしつつ、またフレッシュな気持ちで次の10年を頑張ってほしい……。
そんな気持ちを込めて、日頃お世話になっているスタッフのみなさんを招いて、お祝いパーティを開きました。
おもてなしの場やパーティを楽しく演出するためにおすすめしたいのが、テーマを設けること。

今回は春らしく、お祝いにもふさわしい「桜」を選びました。
ドレスコードは、ピンクやラベンダーなどの「桜に合う色」に。ゲストもおしゃれのしがいがありますし、普段は気後れするような華やかな装いにもトライできます。

ワンピース￥46,200／ハウスオブロータス、ピアス¥15,400、リング¥13,200／ともにアルパカトハナ（すべてハウスオブロータス二子玉川店）

（右）ニット￥27,500、スカート￥38,500、（中）ニット￥52,800、スカート￥47,300、（左）ワンピース￥49,500／すべてハウスオブロータス（ハウスオブロータス二子玉川店）

今回は色にしましたが、ほかにも楽しいテーマはいろいろありますよね。先日は弟のローランドが、「グレート・ギャツビー」の舞台でもある、「ローリング・トゥウェンティーズ＝狂騒の20年代」をテーマにパーティを開き、私たちゲストは１９２０年代アメリカのファッションで行くことに。

ちょっと工夫が必要でしたが、クローゼットにある服で乗り切りました。やっぱり張り切っておしゃれをすると、招いてくれた人も喜んでくれますよね。

パーティのしつらえも、テーマがあることで統一感を演出しやすいのが魅力。

桜のような枝物は、バランスを見ながら大きな花器に投げ入れるだけでさまになるので、意外と簡単です。ただし、ある程度のボリュームがないと寂しく見えてしまうので、余裕を持って用意するのがベター。
余った花は切り分けて玄関やパウダールーム、テーブルの上に飾ってもいいですしね。