尿トラブルを起こさないために!
「腟の衰え」予防&改善トレーニング
年齢を重ねるにつれ筋力が弱まるのは、内臓を支える骨盤底筋も同じ。
骨盤底筋は、腟まわりの筋肉とつながっているので、下半身トラブルを引き起こすことも。
生活習慣の見直しとセルフトレーニングで、改善を目指しましょう!
教えてくれたのは……
理学療法士
田舎中真由美さん
理学療法士によるリハビリテーション施設『フィジオセンター』センター長。特に、尿もれや臓器脱など、骨盤底筋トラブルへのケアを得意とする。
https://physiocenter.jp
尿トラブルを起こさないために!
腟の衰え「予防」トレーニング
症状の軽い軽子さん向け。腟を引き上げたり緩めたりして、骨盤底筋の柔軟性を取り戻すトレーニングです。
仰向けでも、うつぶせでも、椅子に座ってもできるので、自分なりに骨盤底筋の感覚をつかみやすい姿勢で行いましょう。
お腹の上下動がわかりやすい
寝たままトレーニング
10回×3セット
仰向けになり、両ひざを立てて足を肩幅に開く。
下腹部に手を当てる。腟を締めて、息を長く細く吐く。下腹部がへこめば、正しくできている証拠。
その後は腟を緩めて、お腹に空気を入れるイメージで息を吸う。10回×3セット。
初心者さん向け
うつぶせトレーニング
10回×3セット
うつぶせになってひじとひざをつき、つま先を立てる。
背中をまっすぐ伸ばし、重ねたこぶしに額を乗せて頭を支える。
腟を締めて息を長く細く吐く。この姿勢は、内臓の重さが骨盤底筋にかからず、引き上げやすい。10回×3セット。
ながらでもできる
上級バージョン
10回×3セット
仰向け、うつぶせができるようになったら、ながらトレーニングにトライ。
椅子に浅く腰かけ、骨盤をまっすぐに立てる。手で恥骨と尾骨に触れながら、腟を締めて息を細く長く吐く。
尾骨が恥骨の方に近づくのを意識して。10回×3セット。
こうするとわかりやすい!
薄手のフェイスタオルをクルクル丸めて椅子に置き、会陰から肛門にかけて当たるようにその上に座る。
肌に当たっているタオルが、腟を締めると離れるので、感覚がわかりやすいはず。
この記事の監修者
理学療法士田舎中真由美
理学療法士によるリハビリテーション施設『フィジオセンター』センター長。特に、尿もれや臓器脱など、骨盤底筋トラブルへのケアを得意とする。
Website:https://physiocenter.jp
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR