【北欧】今年初めて世界大会を日本で開催! 人気急上昇中の北欧発スポーツ「モルック」を知っていますか?
今夏函館は、あるスポーツの世界大会でアツく盛り上がっていました。そのスポーツとは、“モルック”。北欧・フィンランドで1996年にスタートしたスポーツで、20年ほど前に日本に上陸。ここ数年で一気に人気が広がり、競技者も約165万人と推定されているほどです。お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんもモルックの競技者・モルッカーの一人で、芸人仲間と「キングオブモルック」を結成、メディアでたびたび取り上げられているほか、「2024 函館モルック世界大会」にも参戦しています。
競技スポーツとしても人気を得ているモルックですが、本国・フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらレクリエーションとしてのんびり楽しまれているそうです。
道具も少なく、ルールもかんたん。少人数で、しかも年齢や性別に関係なく楽しむことができるモルック。公園やアウトドア先でも気軽に楽しむことができるので、その魅力を世界大会の模様とともにご紹介します。
函館中が大賑わい! 「2024函館モルック世界大会 in函館」レポート
フィンランドを中心にヨーロッパで愛好者が増えたことから、これまでモルック世界大会は全てヨーロッパで開催されてきたそう。今年は初めてヨーロッパ以外の日本での開催となり、函館市の昭和公園と函館工業高等専門学校で、2024年8月23日(金)〜25(日)の3日間にわたって行われました。モルックの魅力はなんといっても、老若男女が楽しめるところ。今回の大会にも、下は10歳以下から80代以上までの幅広い年齢層のモルッカーが参加しました。北欧テキスタイルブランド「kippis」で活躍しているユウコさんも、プライベートな友人たちとの男女混合チームでエントリー。
事前の天気予報を覆すようなお天気に恵まれた「2024函館モルック世界大会」。帽子を着用したり、日傘をさして暑さ&日差し対策をするモルッカーも目立ちました。また、スポーツとはいってもモルックはそれほど激しい動きを伴わないので、ユウコさんのようにスカートでもプレイできます。参加者の皆さんは、思い思いのスタイルで世界大会に臨んでいました。
大会初日には、13の代表チームが戦う国別対抗戦も行われ、決勝戦はフィンランド対オーストラリア。多くのギャラリーが息を詰めるようにしてハイレベルな戦いを見守るなか、フィンランドが優勝をおさめました。そんな遠くから当てられるの!? とびっくりするような距離からも、正確にスキットルを倒す技術に感服。
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