【紙もの・書類整理術】
年末調整、保証書、領収書、クーポン……
溜め込み癖を成敗！必要な紙を見極めよう

【紙もの・書類整理術】年末調整、保証書、領収書、クーポン…… 溜め込み癖を成敗！必要な紙を見極めよう

領収書、クーポン、金融関係の書類……玄関やキッチンが紙ものの山になっていませんか。
家に溜まった紙ものをすっきり整理しましょう！

教えてくれたのは・・・
片付けアドバイザー
石阪京子さん
宅地建物取引士。大阪で夫と不動産業を起業。マイホームを手に入れても家が片付かない人への、アドバイスをスタート。『人生が変わる紙片づけ！』（ダイヤモンド社）など、著書多数。

紙に向き合えば大事な書類をなくさない

開封もせずに積み上げた封書や、お得そうなチラシやDM。

「家中にある紙のせいで、モヤモヤしたり、暮らしがうまく回っていかないと感じる人もいるのでは。紙は見た目がほぼ同じなので、どれが大切なのか判断しづらいもの。
でも、なんとなくとっておいた紙のせいで、本当に大切な書類、受け取れるはずの保険の証券が埋もれて大損するとか、大切な場面で信用を失った、という話も少なくありません」と、片付けアドバイザーの石阪京子さん。　

金融機関や行政から来る紙は、ぱっと見ではいるかいらないか判断できないものが多数。

「わからないものは放置しないで、内容をインターネットで調べるか、電話で問い合わせるといいでしょう」。

つまり、紙1枚ずつに向き合うこと。紙を整理すれば、お金に代わる重要な紙を失うこともなく、探す時間も省けて、結果的に時間の余裕が生まれお金も溜まることに。

「念のため」「とりあえず」とっておいた紙の大半はいらない書類だと理解できれば、そこから残ったほんの少しの書類だけを、ファイリングすればいいのです。

「紙片付けはコツを覚えれば簡単。家族で共有してファイリングすれば、紙のことで困ることはありません。この機会に溜め込んだ紙を一掃しましょう」