乳がんは身近な病気
セルフチェックと検診で早期発見を
痛くない! 無痛MRI乳がん検診とは?
一般的な乳がん検診で行うマンモグラフィ検査は、素肌になり、乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影するものです。乳房が圧迫されることで痛みを感じる人がいるほか、胸を見られることに恥ずかしさを感じる人もいます。痛みや恥ずかしさから、乳がん検診をためらってしまう人もいるようです。
そのような人に注目されているのが、「無痛MRI乳がん検診」です。無痛MRI乳がん検診では、検査着やTシャツを着たまま、乳房の部分に穴が開いた寝台に横になり、MRI検査を受けます。痛みは全くなく、胸を見られることもありません。また、被ばくの心配がない、がんの発見率が高いなどのメリットもあります。無痛MRI乳がん検診は、全国30か所以上の病院や健診センターで実施されています。
参考サイト:ドゥイブス・サーチ 無痛MRI乳がん検診
この記事の監修者
新見正則医院 院長新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
Website:https://niimimasanori.com/