乳がんは身近な病気
セルフチェックと検診で早期発見を
乳房再建について
治療で乳房を切除すると、精神的な苦痛や日常生活の不便を感じる人も多くいます。乳がんで失った乳房を可能な限り取り戻す手術を乳房再建術といいます。
乳房再建の方法には、自家組織(自分の体の一部)を用いて再建する方法と、人工乳房(インプラント)で再建する方法があります。手術の時期は、乳がんの切除術と同時に行う一次再建と、切除術後しばらく空けて行う二次再建があります。乳房再建を検討したい場合は、手術前に担当医に相談しましょう。
(まとめ)
乳がんは女性に多いがんです。乳がん治療は進歩していますが、完治のためには早期発見・早期治療が大切です。セルフチェックと定期的な乳がん検診の受診で自分の体を守りましょう。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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この記事の監修者
新見正則医院 院長新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
Website:https://niimimasanori.com/