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大人のおしゃれ手帖 6月号

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大人のおしゃれ手帖
2026年6月号

2026年5月7日(木)発売
特別価格:1680円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

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【更年期×東洋医学で解決!】その滝汗、どっち?「ただの暑さ」と「更年期のホットフラッシュ」の見分け方と対処法

この時期からはじめたい「暑熱順化」。更年期世代の注意点は?

多くの人の場合、5月の時点ではベタベタした汗をかく傾向があります。それは長らく休眠状態だった汗腺の働きが、この時期はまだ完全に目覚めていないため。そこで5月~6月にとり組みたいのが、汗腺を目覚めさせる「暑熱順化」です。熱中症や夏バテ対策としても欠かせないセルフケアで、2週間ほどかけて体を少しずつ暑さに慣らしていき、汗腺の塩分・ミネラル分の再吸収機能を高めてサラサラの汗をかきやすくしていくもの。東洋医学的に表現するなら、寒い季節の間に固く閉ざしていた毛穴を、衛気がスムーズに開閉できるようになるようトレーニングすること、と言えるでしょう。

一般的には、軽く汗をかく運動をする、お風呂はシャワーだけですませずに湯船につかるなどの方法が挙げられますが、更年期世代の場合は汗をかきすぎないよう注意が必要です。更年期は体内の潤いが不足しやすく、ほてりやすい状態。汗の原料は血液中の水分であり、体の潤いのもとでもあるので、無理に汗をかきすぎると体がさらに潤い不足になってほてりが強くなり、かえってホットフラッシュなどを引き起こしやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。

そのため、暑熱順化のために運動をする場合は、汗がじんわりと肌を湿らす程度を目安にしましょう。ダラダラと流れ落ちるほど汗をかくまで頑張りすぎないように。運動をするならウォーキングなどの軽い運動を、夕方などの涼しい時間帯に行うのがいいでしょう。

湯船に浸かることもおすすめですが、熱いお湯ではなく、39度程度のぬるめのお湯でリラックスしながら入浴を。サウナなどで無理矢理汗をかくのはやめましょう。また、汗をかいた直後に冷房の効いた部屋に入ったり、冷たいシャワーを浴びたりするのも控えて。体表面の毛穴が一気に閉じてしまい体内に熱がこもってしまうため、のぼせやイライラなどの原因となります。汗をかいたら吸湿性のいいタオルなどで拭きとり、常温以上の飲みものをとりながら自然に汗が引くのを待ちましょう。なお、冷たい飲みものは胃腸を冷やして消化機能を低下させ、体内に湿気をため込む原因となります。体内に湿気がたまると梅雨時に不調を招きやすくなるので、気をつけましょう。

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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