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2026年6月号

2026年5月7日(木)発売
特別価格:1680円(税込)
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【更年期×東洋医学で解決!】キーワードは土。五月病は「ほくほく新じゃが」と「グラウンディング」で改善!

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体がだるい、やる気が出ない……多くの現代人がこの時期に感じやすい五月病。更年期世代は自律神経が不安定なため、特に五月病が現れやすい傾向があります。
実は東洋医学では、五月病は「脾(ひ≒胃腸)」が深く関わっていると考えられています。そしてそのセルフケアのカギとなるのは「土」。その意外な養生法をご紹介しましょう。

五月病と「脾(ひ)」の関係とは?

5月になると心配になるのが五月病。一般的には、4月からの新生活でストレスが続いていたところに大型連休を挟むことで緊張の糸が切れて不調が起こる、春の激しい寒暖差や気圧の変化などで心身が不安定になる、などが原因と言われています。

では、東洋医学の視点では五月病の原因はどうとらえるのかというと、「脾(ひ)」の力の低下と考えることができます。

脾とは「五臓(ごぞう=体の機能を大きく5つに分けた東洋医学の考え方)」のひとつで、主に胃腸の働きをさすもの。五月病と胃腸、一見あまり関係がなさそうですよね。しかし東洋医学の脾とは、西洋医学で言うところの胃腸よりも広い働きをさしていて、そのひとつである「昇清(しょうせい)」という作用が五月病に深く関わっているのです。

昇清とは「栄養物質を上昇させる作用」のことで、脾が飲食物を消化吸収して生まれた栄養物質を頭部、顔、心(しん≒心臓)、肺などの体の上部に届ける働きをさしています。この昇清の働きによって脳に栄養やエネルギーが届けられ、意識がはっきりして思考力や判断力などがクリアに働くように。また、昇清の上昇力は体を重力に負けないように支える力にもなっていて、内臓下垂や肉体のたるみなどを防ぐ役割も果たしています。

この昇清の働きが低下すると脳に栄養が届きにくくなるため、やる気が出ない、思考がまとまらない、集中できない、気分が晴れないなどの不調が現れやすくなります。さらに重力に負けないように支える力も弱くなるので、体が重くなって動けない、まぶたや頬がたるむといった不調も見られることが。脾の働きはストレスによって損傷を受けやすく、また湿度が高くなると働きが低下しやすい傾向もあるため、4月からの新生活のストレスがたまってきて湿度も上がりはじめるこの時期に五月病という形で不調を生じやすくなるのです。

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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