【防災】避難生活中でも上手に栄養が摂れる防災食を
2024年1月の地震により、ますます関心が高まる防災。地震や津波など、直接的な被害だけでなく、その後の避難生活などで命を落とす災害関連死をいかに防ぐかも課題になっています。そのなかでも大切な、防災食について、できる対策をご紹介します。
防災食の備えは最低3日~1週間分を目安に
大規模な災害が起こると、ライフラインの復旧まで1週間以上要するケースもあります。物流が停止し、地域の食料供給が途絶える可能性も。そのため、家庭備蓄として、最低3日分~1週間分×人数分の食品を準備しておくことが望ましいとされています。心と体を少しでも前向きに元気にするためには、いつもと変わらない、温かく栄養バランスがとれた食事ができることが理想です。
家庭備蓄の例は次の通り。
避難生活中に栄養バランスを補完する! お役立ち防災食
避難生活は環境が一変します。トイレに行きたくないといった理由で飲食を控えてしまい、体調を崩す方も避難所には多くみられます。栄養がとれる食べ慣れた食事があれば、体調の維持はもちろん、気持ちにゆとりが生まれストレスの減少にも。
防災食は災害用と日常用を区別せず、日ごろ食べているものを、少し多めに“ちょい足し”買いして、日常生活で消費しながら買い足していく「ローリングストック」がおすすめです。
【防災】防災食選びで見直したい3つのこと
また、災害直後は炭水化物が多くなりがち。不足しやすいたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維がとれる食品も準備してみましょう。
1 乾燥わかめ
カップ麺やスープなどに加えるだけでも栄養補給になります。
摂れる栄養素:食物繊維、ミネラル
賞味期限:未開封・常温で製造月から約12か月
ふえるわかめちゃん/理研ビタミン
2 レモン果汁
疲労回復や唾液分泌に役立ちます。レモン果汁としょうゆを1:1で混ぜ合わせてレモンしょうゆに、レモン果汁100mLと白みそ100gを混ぜてレモン味噌を作るなど、料理のアクセントになる調味料にも。他の調味料とうまく合わせることで減塩も。
摂れる栄養素:ビタミンC
賞味期限:未開封・常温保存で製造月から約9か月
ポッカレモン100/ポッカサッポロ
3 小麦ブランシリアル
小麦ブランには腸内環境を改善する発酵性食物繊維が含まれており、牛乳やヨーグルトなどと一緒に食べることはもちろん、おやつとしてそのままでもおいしくいただけます。
摂れる栄養素:食物繊維
賞味期限:未開封・常温保存で約12か月
オールブラン ブランチョコフレーク/ケロッグ
出典:農林水産省Webサイト
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html
画像素材/PIXTA
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