「塗り重ねるケア」やめました。50代の肌が呼吸を取り戻す3つの習慣
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肌のつやは「呼吸」から生まれる。今日から始めたい鼻呼吸の習慣

肌が肺の一部であるということは、肺の状態が肌にも反映されるということでもあります。例えば、肺のエネルギーが不足すると肌も弱くなって肌荒れが起こる、肺の水分が不足すると肌も乾燥してカサつく、肺に熱がこもると肌にも炎症や吹き出物が起こる……など。肌の調子が悪いときは、往々にして肺の調子が悪いと言えます。肌のケアをするということは、肺のケアをする必要があるということになりますね。
健康的な肌を印象づけるものと言えば「肌のつや」ですが、この肌のつやは肺の呼吸と極めて密接な関係があります。
東洋医学では、肺の呼吸がポンプのような働きをして、体内のエネルギー、血液、水分を体のすみずみまでめぐらしていると考えられています。肌を潤す水分や栄養分も同様に呼吸の力によって肌のすみずみにまで行き渡り、肌のつやを生み出しているのです。また、肌も肺の一部として微細な呼吸をしており、肌自体の呼吸が肌につやを与える要因にもなっています。
肌のつや対策と言えばスキンケアやメイクなどの外側からのアプローチになりがちですが、つやに対して圧倒的な影響を占めるのは呼吸の力。呼吸が浅くなると肺の力が弱くなり、肌荒れや肌の乾燥などが現れやすくなるのです。日頃から深く呼吸することを意識しつつ、肌の呼吸を邪魔することなくサポートすることが、肌のつやを生み出すための本質的なケアと言えるでしょう。
そこでまず、みずみずしいつや肌を保つための基本的なケアとして「鼻呼吸の徹底」を意識してください。鼻は肺に直結する器官であり、口呼吸ではなく鼻呼吸を行うことが肺のエネルギーを高める養生となります。口呼吸になりやすい人は、舌先を上の前歯の裏側にあるぽっこりした部分に軽くつけることを習慣にしてみましょう。舌をこの位置に置くと口が自然と閉じ、鼻呼吸が促されます。また、アロマの香りを鼻呼吸のスイッチにする方法もおすすめ。仕事や家事などの合間にひと息つきたくなったときに、アロマの香りを鼻からゆっくりと吸い込むことをルーティンにすると、次第に香りを感じると鼻から深く息を吸い込もうと本能的に反応できるようになるでしょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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