① 50代更年期の「冷えのぼせ」対策|頭寒足熱をつくるセルフケア&薬膳
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顔は熱くて汗が吹き出すのに、足元は氷のように冷たくて靴下が手放せない……そんな「冷えのぼせ」に悩まされていませんか?このとき、やみくもに体を冷やし過ぎると、かえって不調を長引かせる可能性も。冷えのぼせを解消するには「頭寒足熱」の養生法が最善策です。そこで今回は、更年期世代が陥りやすい冷えのぼせの原因と、今日からできる「頭寒足熱」のボディケア&薬膳をご紹介します。
更年期になぜ起こる?「顔はほてるのに足先が冷たい」仕組み
暑い日が続いていますね。顔や頭がカーッと熱くなる「のぼせ」が起こりやすいときですが、一方で足先やふくらはぎは冷えて仕方がない……ということはありませんか?
これは上半身はのぼせているのに下半身は冷えている「冷えのぼせ」。実は更年期になると、のぼせやすくなるだけでなく、冷えのぼせも起こりやすくなるのです。
東洋医学では体内の熱エネルギーを「陽気」、体内の冷やす力(水分など)を「陰気」と呼び、陽気は体の下部に降りて下半身を温め、陰気は体の上部へ昇って上半身を涼しく保つ「頭寒足熱」の状態が理想的だと考えられています。しかし更年期になると体内の陰気、つまり水分が減少するため、陽気の熱を冷やす力が弱くなってしまいます。すると陽気と陰気のバランスが崩れ、陽気が抑えきれなくなって上半身へと浮き上がってしまうように。
一方、弱くなった陰気は体の下方に沈んで停滞してしまうのですが、そこに加えてエアコンの冷気が体内に入り込むと下半身の冷えが強固な状態に。すると陽気がますます下へ降りることができなくなってしまい、頭部に熱が集中するため、頭や顔は熱いのに足先は冷えるようになってしまうわけです。
のぼせたときの応急処置として、水分補給をしたり、濡れタオルなどで首元を冷やしたりすることは不可欠ですが、のぼせやすいからと言って日頃から体を冷やし過ぎてしまうと、下半身が冷え切って陽気が頭部にどんどんたまり、冷えのぼせを引き起こすことに。のぼせや冷えのぼせを予防するためには、日常的に頭寒足熱を意識した養生を行うことが大切です。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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