ほうれい線は胃腸のサイン? お風呂で『体を洗う順序』を変えるだけの「経絡ケア」
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体の「表」に現れる肌トラブルは、体の「裏」である五臓六腑からのサイン。その「表」と「裏」をつなぎ合わせるのは、エネルギーの通り道である「経絡(けいらく)」であると東洋医学では考えます。「表」からのケアだけではいまいち満足できない50代のために、体の「裏」にもアプローチするバスタイムの簡単経絡ケアをご紹介しましょう!
目次
ほうれい線が深くなったら胃腸のSOS? 東洋医学で読み解く、肌と内臓の「表裏一体」関係
突然ですが、みなさんは体に「表」と「裏」があるのをご存じでしょうか?
東洋医学の診断における考え方で、「表(ひょう)」とは皮膚や筋肉などの体表や体表付近のことであり、「裏(り)」とは五臓六腑(ごぞうろっぷ)、血管、骨などの体の深奥部のこと。「表」は目に見える存在、もしくはその状態が形として現れやすい存在であり、「裏」は目に見えない存在です。そしてこの「表」と「裏」は別々のものではなく、常に影響し合っていて切っても切り離せない関係であると考えられています。まさに「表裏一体」です。
例えば東洋医学の場合、頬のほうれい線が深くなるという「表」に起こった変化は、「裏」にある「脾(ひ=胃腸)」の働きが影響していると考えることができます。東洋医学では脾には筋肉の張りを支える働きがあるとされ、特に口の周りは脾とのつながりが強いことから、ほうれい線が深くなることは脾の働きが低下しているサインだと読みとることができるのです。
脾の働きが低下している、つまり胃腸が弱っているということは、胃腸に負担のかかる生活習慣を見直すべきだというサインでもあります。具体例を挙げると、冷たい飲食物のとり過ぎ、脂っこいものや甘いもののとり過ぎ、満腹になるまで食べることが多い、夜遅い時間の飲食が多い……など。「いつもよりもほうれい線が目立つかも」と感じたとき、多くの人はパックなどの保湿ケアや、マッサージ、表情筋トレーニングなどの「表」のケアに力を入れると思いますが、「表」と「裏」の関係を知っていれば「飲みものはできるだけホットにしよう」「揚げものはしばらくお休みしよう」というように「裏」からの養生も行うことができるわけです。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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