「この先どう生きる?」のヒントに。50代女性が憧れる素敵なシニア映画3選
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『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
仕事や育児に明け暮れていた日々が少し落ち着く50代。ふと「この先どうやって生きていこうか」と老後のことが頭をかすめるものです。年齢を重ねることに不安がないといったら嘘になるかもしれませんが、一方で、これまでできなかったことをしてみたい、素敵な人や仲間と楽しく過ごしたい、などワクワクする気持ちもあるでしょう。そこで今回は、50代より先の人生を考えるうえでお手本になるような、素敵なシニア女性が登場する映画を紹介します。
目次
夢を見つけて学ぶことを楽しむ祖母に勇気をもらえる
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』

夢に迷う大学生と、夢を見つけた祖母、二人が紡ぐ温かい家族の物語。約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(後に現在の学校法人文京学院に発展)、教育のために奔走した島田依史子の著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』を原案に、彼女が後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念や生きる姿勢を取り入れて映画化した作品です。
祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つけます。それは偉志が遺した文子へのサプライズでした。文子は、一歩を踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌します。一方、拓磨はコーヒーにはこだわりがあるものの、自分の夢に自信が持てずにいました。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて……。

若い頃はできなかったことに挑戦し、いきいきと楽しそうにしている文子の姿は、50代の私たち世代に勇気を与えてくれます。文子を演じたのは、44年ぶりの映画主演となる市毛良枝です。一方、そんな祖母に感化される孫の拓磨役には、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成。少し頼りないけれど、優しい大学生を自然体で演じています。

今さら初めても遅い、なんていうネガティブな考えを手放して、文子のように自分の好奇心に素直に生きていきたい、と思わせてくれる前向きで温かなヒューマンドラマです。
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
2025年製作
Blu-ray ¥6,050/DVD ¥4,950 発売中
発売・販売元:ギャガ
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。
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