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大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年10月号

2024年9月6日(金)発売
特別価格:1480円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2024年10月号

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知っておきたい! 大人のヘアカラー事情

白髪が目立つようになると、気になるカラーリング。
サロンですべきか自宅ですべきか、どんなカラー剤を使うといいのか、どうするのが正解?

お伺いしたのは…
美髪アドバイザー
田村マナさん

髪に負担をかけない白髪染めのサイクルに

●美容室で染めるメリット
「美容室で染めるメリットは、仕上がりがキレイだということ。
時間とお金はかかるけれど、地肌につかないようにムラなくカラー剤を塗ってもらうことができ、髪への負担が少ないのも特徴です」

●ホームカラーのメリット
「ホームカラーは、コストが抑えられて、好きなタイミングで短時間のうちに染められる手軽さが魅力ですね。
ただし、選ぶカラー剤によっては髪にダメージを与えて負担をかけてしまう場合があります」

●おすすめは・・・
「おすすめは、髪全体はサロンで染めて、生えてきた根元はセルフカラーでカバーする方法です」


白髪にならないためのリラックスマッサージ

白髪染めに頼るだけでなく、白髪を増やさないためのマッサージを取り入れて。

1. 生え際を包んで神経細胞をケア

ストレスやイライラに関わる神経細胞が多く通る生え際に手のひらをそっと置きます。
深い呼吸をしながら、しっかり頭皮に密着させて包み込むと、安心感がアップします。

2. ゆっくり頭皮のコリをほぐす

そのまま両手の付け根のふくらみを使い、なるべくゆっくりとした動きで後方にくるくると回します。
頭皮が硬くなっている部分は重点的に行いましょう。

大人世代は、「サロン」+「セルフ」で染める

染める間隔はできるだけあけましょう。
髪全体はサロンで4~5か月に1回のペースで染め、根元の白髪はセルフでカバーします。

気をつけたいのは・・・

① 自分でキレイに染めるコツは、明るくしすぎないこと
髪を明るく染めるということは、それだけ髪に負担を与えています。
自髪に近い自然なブラウンなどダークカラーに染めておくと、ダメージも目立たず、のちのメンテナンスが楽になります。

② ヘアカラー後は、頭皮の保湿ケアで潤いを与えて
白髪染めを繰り返すと、頭皮が乾燥したり、炎症を起こしやすくなる場合もあるため、頭皮ケアが必須。
頭皮用の美容液や頭皮の汚れを落とすシャンプー、白髪染めの退色を防ぐシャンプーを積極的に取り入れて。

人気の「ヘナ」って何ですか?

天然自然成分のヘナの葉から作られる、髪と頭皮にやさしい天然のヘアカラーです。
白髪が染まるだけでなく、自然成分のみで染めるため、髪や地肌に負担をかけないことがメリット。
赤に近いオレンジ色に染まるのが特徴です。

髪の表面になじませていくため、トリートメント効果を発揮。
ハリやコシ、ツヤが出やすくなります。
ヘアカラー剤に比べ、色味のバリエーションは少なめ。

教えてくれたのは・・・

美髪アドバイザー
田村マナさん

美しい髪になるための基礎知識やオリジナルのセルフケア方法を広めるべく、
講演や雑誌、WEBメディアなど多方面で活動中。
著書は『大人の「品」は艶髪でつくられる』(ワニブックス)など多数。

text:Chie Sakuma illustration:Nagisa Hamada

大人のおしゃれ手帖2020年6月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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