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大人のおしゃれ手帖 5月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年5月号

2024年4月6日(土)発売
特別価格:1360円(税込)
表紙の人:南果歩さん

2024年5月号

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【50代からの趣味活】オペラ鑑賞を楽しむための4つのコツとは?

ボローニャ歌劇場が日本にやってくる!

高い文化水準を誇る芸術と学問の街イタリア・ボローニャで1763年に創設された「ボローニャ歌劇場」。イタリア最高の歌劇場のひとつで、「オペラの殿堂」として繁栄してきました。
日本での初上演は1992年。以降、そうそうたるキャストが日本に訪れ、日本のオペラファンを沸かせています。
そんな「ボローニャ歌劇場」が、今年の11月に4年ぶりに来日。
今回はふたつの演目を引き提げて、各地を回ります。

悲劇的な愛の物語に思わず涙……
演目「トスカ」

トスカ【あらすじ】
舞台は、1800年のローマ。恋人同士の歌姫・トスカと、画家・カヴァラドッシは幸せな日々を過ごしていた。しかしある日、カヴァラドッシが政治犯の友人を匿ったことで事態が急変。
トスカに思いを寄せている警視総監・スカルピアの企てによって、カヴァラドッシは処刑を言い渡されることに。一方、カヴァラドッシの命と引き換えにスカルピアから体を要求されたトスカは、スカルピアをナイフで刺し殺してしまう。スカルピアを殺害したことで彼の策略から逃れたかのように思えたが、悲劇的な運命がトスカたちを待ち受けていた――。

オペラ 指揮者

©Oleh Pavliuchenkov

今回上演される「トスカ」の注目ポイントは、オクサーナ・リーニフ氏の指揮。
ウクライナ出身の指揮者で、イタリアの歌劇場“初”の女性音楽監督に就任した実力の持ち主です。
由緒あるバイロイト音楽祭が起用した初の女性指揮者にも選ばれたオクサーナ・リーニフ氏は、オペラ界の歴史を変えた人物とも称され、世界から注目を浴びています。
そんな彼女の手で表現されるダイナミックな演奏をお楽しみあれ!

道ならぬ恋の行方を見届けて
演目「ノルマ」

ノルマ©Andrea-Ranzi

【あらすじ】
紀元前50年頃、ローマ皇帝カエサルによって征服されたガリア地方では、神のお告げを届ける巫女・ノルマが民衆の精神的な支えだった。しかしノルマは、敵方のローマ帝国総督・ポッリオーネと禁断の恋に落ち、ひそかに愛を育んでいた。そんななか、ポッリオーネが若い巫女のアダルジーザに目移り。彼の裏切りを知ったノルマは、怒りに任せてローマとの戦いを宣言する。決して許されない三角関係の行方はいかに――。

脇園彩

(c)Studio Amati Bacciardi

ヒロインの恋敵となる重要な役を演じるのは、日本人オペラ歌手の脇園彩氏。
東京藝術大学卒業後、同大学院を修了したのちにイタリアに留学。2014年にはスカラ座でデビューを果たしました。
現在はイタリアを拠点に、活躍の場を世界に広げています。彼女の美しい歌声と確かな演技力は、一見の価値ありです!


【公演情報】
●「トスカ」
開催期間:11月2日(木)18:30開演、4日(土)15:00開演
料金:S席/¥38,000(税込)、A席/¥32,000(税込)、B席/¥26,000(税込)、C席/¥21,000(税込)、D席/¥16,000(税込)
開催場所:東京文化会館大ホール

 ●「ノルマ」
開催期間:113日(金・祝)1500開演、5日(日)1500開演
料金:S/38,000(税込)、A/32,000(税込)、B/26,000(税込)、C/21,000(税込)、D/16,000(税込)
開催場所:東京文化会館大ホール

そのほか全国5か所で公演予定。
詳しくは公式ホームページをチェック!
お問い合わせ:03-3544-4577(コンサート・ドアーズ)

オペラ鑑賞が趣味の方はもちろん、オペラ未体験者も、この機会に劇場へ足を運んでみませんか?
50代から始める新しい趣味のひとつとして、おすすめです!


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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