残暑を乗り切る!
「黒酢」を使った疲労回復レシピ2選
疲労回復、体脂肪・内臓脂肪の減少、食後血糖値や血圧の上昇抑制など、さまざまな健康効果が望めるお酢。
お酢を効果的に摂る、おいしさ満点のレシピを藤井恵さんに教わりました。
教えてくれたのは・・・
料理研究家・管理栄養士
藤井 恵さん
栄養バランスの取れたレシピや簡単おつまみレシピなどで幅広い世代から支持を集め、著書も多数。YouTube『藤井食堂』でレシピを発信中。
「お酢には発酵食品ならではの”体にいいこと”が満載。
実際、夫婦でお酢を摂る習慣をつけてから、私は肌や体の調子がよくなり、夫は体脂肪・内臓脂肪が減りました。
一日に大さじ一杯を継続的に摂るといいと言われており、日々の料理に取り入れるのがおすすめです。
酢には食材のよさを引き出す力があり、苦味やえぐみを和らげ、甘さをすっきりと引き締めます。
加熱すると酸味が飛び、コクと旨味が加わります。
お酢を選ぶ際は、原材料表示を見て調味料が入っていないシンプルなものを選ぶこと。
ここではお酢の種類別にレシピを提案していますが、まずはお持ちのお酢で作ってみてください。」(藤井さん)
たっぷり使って元気をチャージ「黒酢」
穀物酢は優しい酸味で使いやすく、一度にたっぷり摂取できるのが魅力。
黒酢はアミノ酸を多く含み、旨味と風味、コクが強く、中華料理との相性が抜群です。
たっぷりの黒ごまが鰯によく絡み、力強い一皿
「鰯の黒ごま酢煮」
〔 材料 〕2人分
鰯 …… 4尾
〔A〕
【黒酢】、酒、みりん、水 …… 各大さじ3
しょうゆ …… 大さじ2
おろししょうが …… 大さじ1
黒すりごま …… 大さじ3
〔 作り方 〕
1 鰯は頭と尾を切り落とし、腹に切り込みを入れてワタを取り、血合いなどをしっかり洗い流して水気をふき取る。
2 鰯4尾がちょうど収まる大きさの小鍋にA、鰯を入れて火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、落としぶたをして、ときどき煮汁をかけながら15分ほど煮る。
3 2にすりごまを加えて絡める。
〈ポイント〉
黒酢の力で黒ごまの香ばしさ、みりんの甘みがバランスよくまとまる。
酢に溶け出した干し海老&納豆のカルシウムをたっぷり吸収!
「黒酢チャーハン」
〔 材料 〕2人分
納豆 …… 2パック(80g)
〔A〕
【黒酢】 …… 大さじ3
しょうゆ …… 大さじ1
砂糖 …… 小さじ1
パプリカ(赤) …… 1個
セロリ …… 1/2本
万能ねぎ …… 4本
油 …… 少々
ごはん …… 300g
干し海老 …… 20g
〔 作り方 〕
1 納豆をボウルに入れ、Aと混ぜ合わせる。パプリカ、セロリは1㎝の角切りにする。ねぎは5mm幅に切る。
2 フライパンに油を入れて熱し、パプリカ、セロリを炒める。油が回ったらごはん、干し海老を加え、ぱらりとするまで炒める。
3 1の納豆、ねぎを入れてさっと炒め合わせる。
〈ポイント〉
納豆は酢と混ぜておき、粘りと臭いが出ないように、手早く炒め合わせて。
撮影/砂原 文 スタイリング/久保百合子 文/坂口みずき
大人のおしゃれ手帖2023年8月号より抜粋
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