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【更年期対策】【漢方】「腎」「血」の働きを補う薬膳食材で、更年期を穏やかに過ごす

大人のおしゃれ手帖編集部

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「腎」と「血」は漢方食養生の基本

中医学では、更年期の症状は「腎」の衰えによって起こると考えられています。「腎」は、生命エネルギーの「精」を蓄える臓器なので、それが衰えるとホルモンの失調を起こしやすくなるのです。また、「腎」の潤いや陽気が不足することで、体内の陰陽バランスが崩れ、のぼせや冷えがあらわれやすくなります。これらを防ぐには「腎」をいたわり、女性が失いがちな「血」を養う食生活が大切です。

更年期が長いのは日本だけ⁉

中国でも更年期に当たる時期はもちろんありますが、医学書に書かれているのは半年~1年。対して日本では、更年期は3~5年続くと考えられています。これには若いときからの養生の違いが関係しているとも。中国では、生理痛があれば子どもでも漢方薬を服用したり、生理中の運動や重労働は避けるのだとか。生理時の養生に合ったスープをとったり、産後の母体をいたわる習慣も徹底しているので、「血」の消耗が少なく、その結果、更年期が訪れても、その変化はゆるやかになるのだそう。

これから更年期を迎える世代であれば、血を補い、腎を養う食事をとることで症状を防ぐことができます。既に更年期の症状に悩んでいる人は、漢方の力で回復してから、食養生に取り組むのがいいでしょう。

また、体形維持も気になる年齢ですが、50歳を過ぎたら標準体重を維持すること。皮下脂肪には女性ホルモンをつくり、蓄える役割があるので、やせ過ぎは老け込む原因になります。

見た目にも影響する「腎」の力

中医学で言う五臓の「腎」は腎臓とは異なり、生殖や発育、ホルモン分泌や泌尿器系などの機能をさし、人間の生命にもっとも必要な「精」を蓄える部分。卵巣や子宮との関係も深く、「腎」が衰えると女性ホルモンの分泌も弱ると考えられ、見た目が明らかに老化していきます。聴力が衰えたり、髪がパサついて量が減り、骨がもろくなります。尿トラブルやホットフラッシュ、ほてりなどの症状も。

さまざまな不調にかかわる「血」の力

東洋医学では、人間の体に流れるエネルギーを“気、血、水”の3つに分けて考えています。「血」は、全身の器官に栄養を与える働きがあります。「血」が足りなくなると、血色が悪く、貧血などを起こす「血虚(けっきょ)」となり、「血」が滞る「瘀血(おけつ)」になると、全身の血液循環が悪くなり、頭痛や肩こりなどの不調が起こることに。

●お話を伺った方
劉伶(りゅうれい)先生
中医学講師、不妊カウンセラー、日本中医薬研究会専任講師、医学博士、遼寧中医薬大学客員教授。女性の体の悩みについて、中医学の見地からわかりやすく解説する。共著に『やさしい中医学シリーズ1 ライフスタイルブック』(文芸社)など。

*次回、取り入れたい食材の話は2024年1月10日掲載予定。

取材協力/イスクラ産業
画像素材/PIXTA
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