住まい方を見直す、”暮らし替え”
〜矢野直子さんの場合〜
北向きの窓に広がる優しい緑の光に癒やされる
「緑や風、光など自然を感じることが日常の幸せにつながる」と話す矢野さん。緑の借景をはじめ、自然からのいろんな贈り物を受け取る名人です。
花を飾るにも夏なら竹かご、秋なら焼物の器といった具合に季節で道具の見立てを楽しみ、散歩にははさみ持参で自然からのおすそ分けをちょこっといただくことも。
帰り際「私、四葉のクローバーハンターなんです」と見せてくれたのは真っ白な冊子。開くとページごとに押し花になったクローバーと、いつどこで採取したかというメモ書きが。
たとえば「2004年 malmö」とあるのは、かつて夫の賢さんの赴任で暮らしたスウェーデンのマルメで見つけたという記録。
「通勤途中の公園でも見つけてしまう」と笑いますが、1日が終わるころ、摘んだクローバーをページにはさみ、メモを記す。なんとも穏やかで幸せな時間です。
「ソファでくつろぐと目線が低くなって外の緑の見え方がまた違うんです」と矢野さん。
座るのは無印良品のユニットソファ。北向きの部屋ながら、一日中柔らかい光が降り注いで気持ちいい。
植物の気配をそこかしこに
食卓には秋が香るコスモスの花。普段は白磁コレクションの一角に飾られる器も、「花を挿すと表情が違って見えるのが面白い」と矢野さん。
「実は束見本」という白い冊子は四葉のクローバーの押し花集。
中には夫の賢さんが見つけたものや桜の花も混じる。
窓に面したバスルームはとっておきの寛ぎ空間
ユニットバスでも気に入ったタイルが貼れるメーカーを探し、「部屋みたいな居心地にしたい」とバスチェアではなく窓際にベンチを造作。
イタリアの陶芸家グイド・デ・ザンのセラミックアート。
公園の茂みからチョキンとおすそ分けしてもらったツタを飾ったり。
「緑を眺めながらの朝風呂は最高です」
キッチンからも緑の借景。
「朝は木々の向こうの野球場から楽しそうな叫び声や野球音が聞こえてくるのがなかなかいいんです」
家の中で唯一の黒壁がほどよい引き締め役に
以前近くにあったアンティークショップ「ファウンド」で見つけ、ふたりでワッセワッセと運んできたベンチを置き、好きな本の置き場に。
人が大勢来たときには腰掛けとして活躍する。
キッチンを覗いているのは愛犬のベージュ君!
撮影/松村隆史 文/Nobuko Sasaki[tampopo-gumi]
大人のおしゃれ手帖2023年12月号より抜粋
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