【50代の趣味活】
今話題の「金継ぎ」で
サステナブルライフを楽しもう!
金継ぎは、割れたり欠けたりした器を漆で修復し、その部分を金で装飾する技法のことです。
日本文化として古くから根付いていましたが、近年は、SDGsの取り組みに対する関心の高まりから、さらに注目が集まっています。
日々の生活に金継ぎを取り入れて、物を大切に使っていきましょう。
壊れた器は直せる
「金継ぎの基本講座」
①ひびや割れを補修
金継ぎの事前準備として、まずは器の形を整えましょう。
器にひびが入っている場合は、そのひびに沿って漆を塗り、24時間以上乾かします。完全に乾いたら、カッターなどを用いて、はみ出た余分な漆を除去。表面がなめらかになるまで漆を切り取るようにしてください。
器が割れている場合は、元の形になるようにかけらと器を組み合わせ、その断面に強力接着剤をつけます。かけらがくっついたら完全に固まるまで乾燥させましょう。器の表や裏面にはみ出した余分な接着剤は、紙やすりやカッターを使って削り取ってください。
削る際に出た粉は、きれいに拭き取っておくとよいでしょう。
②色をつくる
漆と金の粉を1:1の割合で豆皿などの容器に入れます。
塗りやすい粘度にするために、うすめ液を数滴たらして漆の濃度を調整しながら混ぜ合わせましょう。竹串の尖っていない方を使って混ぜるのがおすすめです。
③色を塗る
竹串の先端に②でつくった色をとります。
器に入ったひびや割れのつなぎ目をなぞるように線を引き、色を塗り重ねていきましょう。
ひびや欠けのラインが隠れるまで塗るのがポイントです。
④乾燥
1~2日くらいおいて、よく乾かしたら完成です。
基本の手順はたったこれだけ。
作業工程が少ないので、不器用さんでも心配ありません!
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