アカデミー賞を楽しもう!① 主演女優賞、歴代受賞者3選
魅力満開の痛快作!
ジュリア・ロバーツ『エリン・ブロコビッチ』
『プリティ・ウーマン』(1990年)で一躍スターとなったジュリア・ロバーツが、アカデミー賞で主演女優賞を獲得したのが2000年の映画『エリン・ブロコビッチ』です。
胸元が露わなキャミソールにミニスカート、という出で立ちで職探しに奔走し、幼い子ども3人を育てるシングルマザーのエリン。
無職で金欠の彼女は、交通事故の裁判で知り合った弁護士エドの事務所に押しかけて自分を雇うように迫ります。
そんなエリンは、ある書類から地元の大企業が引き起こした水質汚染に気付き、大企業相手の訴訟に乗り出します。
実話をもとにしたサクセス・ストーリーで(エリン・ブロコビッチ本人がウェイトレス役でワンシーン登場)、ジュリア・ロバーツの魅力が全開の作品。
セクシーなのにいやらしくなく、実直そうで、明るくて、親しみやすい。そんなジュリアが演じるエリンが被害住民の信頼を勝ち得て訴訟準備を進め、自分を見下す同業者をやりこめ、大企業の闇を暴いていく姿が痛快です。
最近のジュリアは以前ほど出演本数は多くないものの、主演したNetflix映画『終わらない週末』がヒットするなど、相変わらずの人気ぶりです。
『エリン・ブロコビッチ』
2000年製作
デジタル配信中
Blu-ray ¥2,619/DVD ¥ 1,551
発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。