エディター・マシロの「あつまれ! 美韓男子」vol.7は、「シャネル」も見染めた美韓男子イ・ドンウク
イケオジ炸裂! もっさりしているのに超セクシーな『殺し屋たちの店』のイ・ドンウクは必見
今回、なぜ今更イ・ドンウクを取り上げたかったかというと、ディズニープラスで2024年1月から配信された『殺し屋たちの店』でのイ・ドンウクが良すぎて!!! 語りたい!!! というよこしまな気持ちが動機です。
この物語は、叔父のチョン・ジンマン(イ・ドンウク)が自殺したという知らせを大学生のジアン(キム・ヘジュン)が受けるところから始まります。
長らく謎めいていた叔父のジンマンの秘密がひもとかれると同時に、大勢の殺し屋たちがジアンの命とジンマンから遺された武器販売のオンラインショッピングモール「マーダーヘルプ」を巡り続々と攻めてくるノンストップのアクションスリラーです。
次から次へと繰り広げられる超絶アクションと、次の瞬間が気になって仕方なくなる創意工夫を凝らしたストーリー展開で、全8話を見た後の体感時間は2時間でした。
ハラハラドキドキを楽しんでいただきたいので、ストーリーの細かい部分には触れませんが、本作品の叔父さんイ・ドンウクを激押しさせていただきたいのです!!
ミステリアスでクールなルックスで、死神や九尾狐など、人間みのないファンタジックな役柄が多かったイ・ドンウクが、今回は中年の叔父さんという役柄にリアリティを持たせるために、体重を増やし、ほぼノーメイクで挑んだそうです。
確かに、いつもより肌の色もムラがあるし、ヒゲもうっすら生えてるし、髪も基本的にボサボサ……しかし! この生々しい48歳のイ・ドンウクが最高に良いのです!!(大声)
チョン・ジンマンおじさんは基本的にダラッと生きている設定なので、ソファでゴロゴロとするイ・ドンウクや焼肉をトングで直食いしてハフハフしているイ・ドンウクを堪能することができます。生活感に溢れたイ・ドンウクがこんなに素晴らしいなんて!
更に注目は、海外の特殊部隊で用いるテクニックを駆使したアクションシーン。ネタバレになってしまうので、細かいことは言えないのですが、身長184cmのイ・ドンウクが喪服を纏い、あんなことや、こんなことをする第7話は個人的に神回認定しており、既に10回は繰り返し見ています。今後もしつこく見るでしょう。
イ・ドンウクはもちろん、共演のキム・ヘジュンの瑞々しさと意志の強さは印象的で、見ていくほどに感情移入してしまうし、殺し屋のミンヘを演じるために厳しい訓練を積んだクム・ヘナが見せるハードなアクションはここ最近のアクションシーンの中でもトップクラスに入る程の秀逸さです。他の出演者も最高です!
もっさりしたオヤジモードのイ・ドンウクの色気に痺れながら、珠玉のアクションとスピード感のあるストーリー展開を楽しんでいただきたく、暑苦しいモードでご紹介させていただきました。
ーー全体的にクールなトーンのドラマですが、コミカルな部分も盛り込まれています。
『殺し屋たちの店』
ディズニープラス スターで全話独占配信中
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Instagram―—これが第7話の喪服ドンウクです!!!
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萬代悦子(マシロエツコ)
エディター/ライター萬代悦子
ポン・ジュノ監督の映画『殺人の追憶』で韓国ノワール映画の虜に。その後、遅ればせながら2019年に『愛の不時着』で韓国ドラマの凄さを知る。最推しドラマは『マイ・ディア・ミスター』『私の解放日記』『ムービング』。最近は韓国現代アートにも興味津々。