長引く咳、もしかして50代以上の女性に多い「肺マック症」かも!
日常生活でできる予防法
肺MAC症を引き起こす菌は水回りや土の中など身近なところに存在し、水滴やほこりを吸うことで感染すると推測されています。感染源として考えられているのは、ガーデニングや農作業、浴室の吐水口や排水口、シャワーヘッドなどです。
予防のためには、菌を吸う機会をなるべく避けるために以下のことに気をつけましょう。
● ガーデニングや家庭菜園では土埃を吸わないようにマスクをする
● 風呂掃除は換気をしながらマスクをして行う
● 浴室の清掃と乾燥を心がける
(まとめ)
肺MAC症は軽症であれば経過観察のみで過ごす人もいますが、治療には時間がかかり、根気よく付き合っていく病気です。まずは予防のためにできることを行い、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。 救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
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