【更年期世代を元気に! 50代の「応援めし」】
肌の乾燥を予防するビタミン・ミネラルたっぷりレシピ vol.5
こんにちは。
食のトレーナー、原田マチ子です。
50代、更年期世代のカラダを整え、元気にする「応援めし」。
花粉も飛び始めて乾燥が気になる季節。お肌のカサカサや痒みなどでお悩みの方は多いのではないでしょうか。最近、私もかかとや足、口元などの乾燥がとても気になります。美しい肌のためには、どんな風にケアすれば? 実は食事に秘密がありました。
乾燥は内側からアプローチする
更年期はエストロゲンというホルモンの減少により、さまざま症状が起こります。肌の乾燥もその一つ。エストロゲンは肌のコラーゲンを増やす作用や水分量を保持するという役割があるのです。
肌、口、喉、目、鼻、頭皮などに乾燥を感じる人は「ドライシンドローム(乾燥症候群)」かもしれません。オフィスや帰宅時、お風呂から出た後などに、痒みやひどい場合は湿疹などの症状が起こることも。保湿クリームや漢方薬を処方するなどで予防するのも有効ですが、普段の食生活を見直して内側から潤うことが理想的です。
お米は天然のパック
みそ汁は飲む美容液
お米を主食とする日本人の一汁一菜スタイルには、栄養も水分もたくさん含まれています。お米の糖質はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられます。その時に3倍の水分と結びついて蓄えられるため、体の水分量がぐんと増えます。お米は水で炊きあげるので、お米を食べるだけで体に水分が吸収されます。内側から潤いを与えてくれて、小じわやたるみの予防につながるというわけです。
みそ汁は具沢山にすることで、ビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取できる「飲む美容液」です。たっぷりの野菜の水分と栄養を、汁まで飲みほすので、美肌には絶大な効果があります。そして、おかずでたんぱく質や脂質を摂れば、細胞が活性化されて、元気な肌を得ることができます。
人の体をつくっているのはエネルギー源となる炭水化物、体の材料となるたんぱく質や脂質、そして調子を整えてくれるビタミンやミネラル、食物繊維、フィトケミカルなど、どれも私たちが元気でいるための栄養素です。体は細胞でできていますが、その細胞は食べたものからつくられています。筋肉や骨、血液、髪、肌もです。普段の食事からたっぷりの水分と、バランスよく栄養素を摂取することが、乾燥を防ぎ美肌への近道でもあります。
自律神経を整え美肌も元気も手に入れる
肌のハリや弾力を保つコラーゲンは、体内の組織や細胞をつなぐたんぱく質の一種です。が、更年期になると、エストロゲンの減少によりコラーゲンが産生されにくくなります。そのため、皮膚にトラブルが生じやすくなりますが、自律神経も乾燥に大きく関わっているといわれています。朝、昼、夜と三食の食事を摂ることで体内時計を整え、質の良い睡眠を得ることができます。こうして自律神経を整えれば、唾液の分泌が活発になり、食べ物の消化吸収能力も上がります。イキイキとみずみずしい肌へとつながります。
*次ページでは、肌の乾燥を予防する簡単レシピをご紹介します!
この記事を書いた人
食のトレーナー原田マチ子
私自身も50代、身体の変化を実感中。更年期世代のダイエットから、強くなりたいジュニアアスリートまで食の力で全力サポート。元気になる「応援めし」を発信しています。
Instagram:@ouen_meshi
Website:https://longtrip-support.com
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