優恵のおしゃれは心意気 Vol.25
「スキーセーターが着たいのに」
東京での暮らしの中では、「スキーセーター」と呼ばれる厚手のセーターを着るほど気温が低く寒い日は、冬の間に数日しかありません。乗り物も建物の中もとても暖かいので、もこもこと厚手のセーターを着ていると暑くなってしまいます。それでもスキーセーターを着たいわたしは、その機会を逃さないように毎日天気予報を見て気温の低い日を狙っていました。
<スキーに行きたいわけではないけれど>

50年ほど前、わたしたち家族は札幌に住んでいました。父は、仕事が休みの日には近くの山にスキーに行きました。小学生のわたしを連れて行くこともありました。家から板を担いで、重たいスキー靴を履いて行くのです。わたしがいては父は自由に滑ることができませんので、運動が苦手なわたしが体育の授業に遅れないようにと考えてくれていたのかもしれません。ハの字、ハの字でボーゲンばかりをひたすらに練習しました。
この記事を書いた人(写真・文)
モデル、俳優優恵
今年はモデルデビュー40周年。『大人のおしゃれ手帖』でもおなじみ、おしゃれと旅とおいしいものをこよなく愛する。『mc Sister』で人気を博し、俳優としても映画、舞台などで活躍。近年の出演作に『秘密のフレグランス』(2021)ほか。
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