【50代の大人旅】福井・小浜&滋賀・高島 美食が行き交う「鯖街道」旅《Wあさこのおいしい社会科見学 vol.15》
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食材の宝庫・若狭湾の海の恵みを堪能

奈良時代から平安時代にかけて、宮中に海産物などの御食料(みけりょう)を献上した国は「御食国(みけつくに)」と呼ばれていました。そのひとつが、若狭国。つまり長〜い歴史がお墨付きを与えた美食の国ということ!
「御食国若狭おばまメディア戦略官」としても活躍するフードエディター、船井香緒里さんのご案内でまずやってきたのは「若狭⼩浜お⿂センター」。都の食を支えた若狭湾の豊かな恵みを体感できます。

多くのお店の店先には、文化庁の「100年フード」にも認定されている「醬油干し」が並んでいました。「干物というと塩干しやみりん干しが一般的ですが、醬油干しは醬油ベースの調味液に漬けて一夜干ししたもの。素材の旨みを醬油のコクが引き立てます。私は今大阪に住んでいるので、小浜に帰るたびに買い込みます」と、船井さん。もちろん、Wあさこも購入。
若狭小浜お魚センター
福井県小浜市川崎2-5-1
https://osakanacenter.com

おうちでお魚を焼くのはちょっと……という方も大丈夫。なんとレンチン醬油干しの専門店が! それがこちらの「焼き干物 希登」。主にオンラインショップで展開していますが、若狭小浜お魚センターに隣接する小浜市総合卸売市場内の加工場でも一部商品を購入できます。

厳選したサバなどを醬油干しにし、お店でふっくら焼き上げて急速冷凍、真空パックに。「電子レンジで1分ほど温めるだけですぐお召し上がりいただけますよ」という代表・勢間(せま)さんの説明を伺って、思わず「1分ですか!?」と二度聞き。後日実際いただいてみましたが、本当でした。そして、思わず友だちにお裾分けしたほど美味しかったです。
焼き干物 希登
https://himono-kito.com

お昼に立ち寄ったのは、JR小浜駅にほど近い「はまがわ」。こちらは、若狭名物「ぐじ」の定食。若狭湾で獲れるアマダイはぐじと呼ばれ、和の最高級食材のひとつともいわれています。淡白ななかにも上品な味わい。鱗を落とさずにサッと焼くのが定番で、風味豊かな皮ごといただきます。

醬油干しもいただきました。もう本当に、このためにまたこのお店を訪れたい!と思っているのが、写真上の穴子の醬油干し。干物が好きで、結構おいしい干物を食べてきたと思うんですが、食べて突然の殿堂入りを果たした美味。今すぐ食べたい。

そして、「へしこ」と地酒。福井の郷土料理であるへしこは、サバなどの魚を塩漬けして米糠に漬け込んで熟成させた発酵食品。塩けは強いですが酸味はそれほどなく、そりゃもうお酒に合います。船井さんが「ウチでは母が自分で作っていて、お茶漬けにすると最高ですよ」と教えてくれました。
はまがわ
福井県小浜市駅前町7-3
https://www.instagram.com/hamagawa_
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